設問要求を一文にする
理由、問題点、助言、効果など、何を答える設問かを先に固定します。対象・時点・制約も短くメモします。
WRITING STEPS
理由、問題点、助言、効果など、何を答える設問かを先に固定します。対象・時点・制約も短くメモします。
答案に使う事実を設問ごとに選びます。知識から書き始めず、企業固有の強み・課題・制約を材料にします。
結論、根拠、施策、効果を短い語句で並べます。文章にする前に、設問へ答える要素が揃っているか確認します。
「〜のため」「〜により」「その結果」を使い、要素同士の関係を明確にします。最後に主語・重複・文字数を見直します。
結論となる理由 → 与件の事実 → その事実が結果につながる説明
注意:施策を提案するのではなく、起きたことの因果を説明する。
現れている問題 → 与件上の原因 → 経営への悪影響
注意:症状だけ、原因だけで終わらせず、両者をつなぐ。
対象 → 具体的な施策 → 実行方法 → 期待効果
注意:一般論ではなく、事例企業の強み・制約を使って具体化する。
企業固有の資源 → 活用する相手・場面 → 生まれる成果
注意:「技術力がある」だけで止めず、何に活用できるかまで書く。
文字数ごとに唯一の正解があるわけではありません。入れる要素の優先順位を決める目安として使ってください。
80字
論点を広げず、設問に直接答える要素を優先。修飾語より主語・施策・効果を残します。
100字
最も基本的な形。与件根拠と、施策が効く理由を一続きにします。
120字
要素数を増やすだけでなく、対象や実行方法を具体化します。同義語の重複は削ります。
一般論に寄った例
「社員のコミュニケーションを強化し、モチベーションを高めて組織を活性化する。」
誰と誰が、何を共有し、なぜこの企業に必要かが読み取れません。
与件根拠と因果を入れた例
「社長に集中する顧客情報を部門会議で共有し、営業と製造が受注判断へ参加することで、提案の迅速化と管理者育成を図る。」
対象、現状、施策、実行方法、効果が一続きになっています。これは学習用の例で、公式解答ではありません。
文字数を埋めること自体が目的ではありません。設問へ答える要素と与件根拠が十分に入り、因果が伝わることを優先します。大きく余る場合は、対象・実行方法・効果のどれかが抜けていないか確認してください。
設問要求に合えば使えますが、すべての答案を一つの文型へ押し込む必要はありません。理由、問題点、助言など設問タイプに合わせて、要素の順番を変えます。
企業固有の事実や表現は根拠として活用します。ただし長い文章を写すのではなく、設問に必要な部分を短くまとめ、施策や効果との関係が伝わるようにします。
試験実施団体は試験問題と出題の趣旨を公開していますが、詳細な採点基準や公式模範解答は公表していません。学習では、出題の趣旨、複数の解答例、自分の与件根拠を分けて確認します。
診断士AIの事例Ⅰ〜Ⅲ記述演習では、好きな問題を選び、設問要求・与件根拠・80〜120字答案・自己採点を1問約5〜10分で練習できます。
事例Ⅰ〜Ⅲ・全60問
好きな問題から始め、根拠選択・80〜120字の答案・観点別の自己採点まで進められます。