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経済学・経済政策
直前チェックシート
頻出5論点を「何を見るか→どう判定するか→どこで間違えるか」の順に横断確認できます。 説明を読んで終わらず、各項目を自分の言葉で説明できるかチェックしてください。
3-minute review
3分で使う手順
- STEP 1
判定軸を隠す
論点名だけ見て、式や方向を口に出す
- STEP 2
ひっかけを確認
混同しやすい概念を対にして説明する
- STEP 3
深掘りへ戻る
曖昧な論点だけ図・計算・確認問題を解く
Five checkpoints
頻出5論点の判定早見表
□に印を付けながら確認し、説明できなかったカードの「図と計算で深掘り」を開いてください。
頻出5論点の判定早見表
01□ 自分で説明できる
ワルラス的調整とマーシャル的調整
均衡点へ戻るとき、何が動くかを先に決める。
判定ルール
- ワルラス:数量差(需要量−供給量)を見て、価格が動く。超過需要なら価格上昇。
- マーシャル:価格差(需要価格−供給価格)を見て、数量が動く。需要価格が高ければ数量拡大。
典型的な誤答
需要曲線と供給曲線の位置だけで安定・不安定を決めない。調整方式が違えば、読む差と動く変数も違う。
02□ 自分で説明できる
余剰分析
価格線と需要・供給曲線で囲まれた面積を分ける。
判定ルール
- 消費者余剰:支払意思額を示す需要曲線の下、実際の価格の上。
- 生産者余剰:実際の価格の下、供給曲線の上。税収=1単位当たり税額×課税後取引量。
- 死荷重:課税前の総余剰−(課税後の消費者余剰+生産者余剰+税収)。
典型的な誤答
課税後の社会的総余剰に税収を足し忘れない。税収は移転であり、それ自体を死荷重にしない。
03□ 自分で説明できる
スルツキー分解
価格効果を、代替効果と所得効果の2段階に分ける。
判定ルール
- 価格効果=代替効果+所得効果。
- 自財の価格上昇では、代替効果はその財の需要量を減らす方向。
- 正常財の所得効果は需要を減らす方向、劣等財では増やす方向。
典型的な誤答
線分の長さだけでなく向きを付けて足す。所得効果が正だからといって、直ちにギッフェン財とは限らない。
04□ 自分で説明できる
ギッフェン財
価格上昇時の2効果を、向きと絶対値で比較する。
判定ルール
- 劣等財であることが必要。ただし、それだけではギッフェン財にならない。
- 価格上昇時、需要を増やす所得効果が、需要を減らす代替効果を絶対値で上回ると成立。
- 結果として価格効果が正になり、その範囲では価格上昇で需要量が増える。
典型的な誤答
「高価格だから欲しくなる」ヴェブレン効果と混同しない。ギッフェン財は所得制約と2効果で説明する。
05□ 自分で説明できる
比較優位と機会費用
生産量の多さではなく、断念するもう一方の財を比べる。
判定ルール
- 生産時間表なら、X財1単位の機会費用=X財の必要時間÷Y財の必要時間。
- 同じ財について機会費用が低い国が、その財に比較優位を持つ。
- 単純な2国2財モデルの交易条件は、両国の機会費用の間に置く。
典型的な誤答
必要時間が短いことは絶対優位。一国が両財に絶対優位でも、機会費用が異なれば比較優位は分かれる。
Final five
本番前の最終5チェック
- 問題文から「価格差・数量差・面積・効果・機会費用」のどれを問うか特定した
- グラフの軸、固定される条件、動く変数を確認した
- 増加を+、減少を−として、効果の向きを付けた
- 絶対優位と比較優位、劣等財とギッフェン財を別々に判定した
- 公式過去問で出題形式を確認し、間違えた論点は操作教材へ戻った
公式問題文・選択肢は転載していません。出題例は論点の重要性を示す参考であり、今後の出題を保証するものではありません。公式情報:中小企業診断協会「過去の試験問題」