1次試験 直前期の優先順位

中小企業診断士1次試験
直前期ガイド

直前期は、勉強量を増やすより「落とすと痛い点」を減らす時期です。 新しい教材を増やさず、足切りリスク、間違い直し、受験票・写真票、会場到着、2日目への疲労管理までを固定します。 2026年度1次試験に向けて、6週間前から前日当日までの行動を整理します。

令和8年度1次試験

8月1日・2日

7科目を2日間で受験

受験票・写真票

7月6日発送予定

到着後すぐ写真・会場・科目を確認

直前期の優先軸

足切り回避

総点より先に40点未満リスクを消す

新規教材

増やさない

復習・過去問・間違い直しに寄せる

確認日:本ページは2026年6月20日時点の公式試験情報をもとに作成しています。災害・会場変更などの情報は公式サイトを必ず確認してください。

TIMELINE

6週間前から前日までのやること

1

6週間前

全科目を「伸ばす・守る・捨てない」に分ける

直前期の最初にやることは、全科目を均等に頑張ることではありません。70点以上を狙う得点源、40点未満を避ける守備科目、最低限だけ触れる科目に分けます。

例:財務・会計は計算ミスを減らして守る、運営管理と企業経営理論で総点を作る、中小企業経営・政策は暗記カードで毎日回す、というように役割を決めます。

得点配分を確認
2

1か月前

新しい教材を止め、間違い直しリストに集約する

1か月前からは「知らない論点を増やす」より「一度間違えた論点を落とさない」方が点になります。問題集、模試、無料問題のミスを科目別に1枚のリストへ集約します。

例:経済学なら「余剰分析」「IS-LM」「弾力性」、法務なら「特許権の存続期間」「株主総会決議」など、見た瞬間に説明できない論点だけを残します。

無料問題で確認
3

2週間前

足切りリスク科目を毎日短く触る

40点未満になる科目が1つでもあると、総点が届いても不合格です。苦手科目は長時間まとめてやるより、毎日15〜30分で基本論点を落とさない形にします。

例:情報システムが苦手なら、OSI参照モデル、データベース正規化、暗号方式、システム開発手法だけを日替わりで確認し、細かい周辺知識へ広げすぎません。

1次対策を見る
4

1週間前

点数より本番運用を固定する

最後の1週間は睡眠、移動、昼食、時計、受験票・写真票、会場到着時刻を固定します。知識があっても、当日の焦りでミスが増えると得点に変わりません。

例:朝に財務・会計を解くなら本番と同じ時間帯に計算問題を10問だけ解き、夜更かしして新しい論点を詰め込むのは避けます。

持ち物を確認
5

前日・当日

復習範囲を紙1枚に絞り、2日目へ疲労を残さない

前日は全科目を見返そうとせず、間違い直しリストと暗記カードだけにします。1日目の出来を引きずるより、2日目の科目で取れる点を守る方が重要です。

例:1日目終了後は自己採点やSNS検索を避け、翌日の経営情報システム・経営法務・中小企業経営政策の暗記事項だけを短く確認します。

前日チェックへ

直前期にやらないことを決める

直前期の失敗は、努力不足より「やることを増やしすぎる」ことで起きます。 新しい参考書、SNSの合格体験記、細かすぎる法改正論点に広げる前に、まずは足切りリスクと頻出論点を守ります。 不安を消すための勉強ではなく、本番で点になる復習に寄せるのが重要です。

科目合格も確認

総点より先に足切り

苦手科目が40点未満なら総点が届いても不合格。最後は最低ラインを守ります。

間違い直しを1枚化

模試・問題集・無料問題のミスを分散させず、見返す場所を1つにします。

暗記は短く毎日

情報・法務・中小政策は、長時間より毎日の接触回数を優先します。

2日目まで守る

1日目終了後に自己採点で崩れず、2日目科目へ切り替えます。

SUBJECT MOVES

科目別に直前期でやること・やらないこと

科目優先度やること避けること
財務・会計
毎日10〜20分
CVP、経営分析、NPV、キャッシュフローの基本計算を短く反復する
難問だけを解いて自信を削る
経済学・経済政策
グラフの型を固定
余剰分析、IS-LM、AD-AS、弾力性の軸とシフト理由を声に出す
数式暗記だけでグラフの動きを確認しない
企業経営理論
選択肢慣れ
戦略、組織、マーケティングの用語を具体例で判定する
本文を読み込むだけで4択の言い回しに触れない
運営管理
図表と店舗数値
生産管理の図表、店舗管理の法規・数値をセットで確認する
生産だけ、店舗だけに偏る
経営情報システム
基本用語の取りこぼし防止
ネットワーク、DB、セキュリティ、開発手法を用語カードで回す
最新ITニュースに広げすぎる
経営法務
頻出制度の区別
会社法、知財、民法の似た用語を表で比較する
条文の細部を深追いして基本論点を落とす
中小企業経営・政策
最後まで暗記
白書の傾向と施策名を短時間で何度も見る
一度覚えたつもりで数日空ける

直前1週間のチェックリスト

受験票・写真票が届いたら、写真、試験地、受験科目、免除科目を確認する

会場までのルートを平日・休日ダイヤの両方で確認する

HBまたはB程度の黒鉛筆・シャープペンシル、消しゴム、時計を本番用に分ける

当日朝に見る紙1枚の復習リストを作り、教材を増やさない

2日目の暗記科目を見返す時間を1日目終了後に確保する

SNSや自己採点でメンタルを崩す行動をあらかじめ避ける

前日は「増やす」より「減らす」

前日に見る教材は、当日朝も見られる量まで減らします。 重要なのは、知らない論点を1つ増やすことではなく、知っている論点を本番で落とさないことです。 バッグ、時計、筆記用具、受験票・写真票、昼食、飲料、服装を先に固定し、睡眠時間を削らない計画にします。

NEXT ACTION

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よくある質問

中小企業診断士1次試験の直前期は何を優先すべきですか?

最優先は足切り回避です。総点420点以上を狙いつつ、40点未満になりそうな科目を毎日短く触ります。新しい教材を増やすより、間違い直しリストと頻出論点の復習に絞る方が安全です。

1か月前から新しい問題集を始めてもいいですか?

基本的にはおすすめしません。新しい問題集を広げるより、これまで間違えた問題、模試で落とした論点、頻出テーマを1枚の復習リストにまとめて反復する方が得点につながりやすいです。

直前期に暗記科目はどれくらいやるべきですか?

経営情報システム、経営法務、中小企業経営・政策は直前期の反復が効きます。ただし長時間一気に詰め込むより、毎日15〜30分で忘れやすい用語や制度名を何度も見る方が定着します。

試験前日は勉強した方がいいですか?

完全に休む必要はありませんが、前日は新しい論点に入らず、間違い直しリスト、暗記カード、持ち物確認に絞るのが安全です。睡眠と移動準備を削ってまで勉強量を増やすのは避けましょう。

1日目の出来が悪かった場合、2日目はどうすればいいですか?

自己採点やSNS検索を避け、2日目の科目で取れる点を守ることに集中します。1次試験は総点と足切りの試験なので、1日目の感触だけで諦めないことが重要です。