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事例Ⅳ 計算式・公式一覧チートシート

中小企業診断士2次試験 事例Ⅳ(財務・会計)の頻出公式を1ページに集約。試験直前の最終確認や、計算練習のお供にどうぞ。

💰 経営分析(収益性)

「儲かっているか」を見る指標。分母が売上高か総資本かに注意。

売上高総利益率(%)売上総利益 ÷ 売上高 × 100
売上高営業利益率(%)営業利益 ÷ 売上高 × 100

本業の収益性。事例Ⅳ頻出

売上高経常利益率(%)経常利益 ÷ 売上高 × 100

財務活動込みの収益性

総資本経常利益率(ROA)(%)経常利益 ÷ 総資本 × 100
自己資本利益率(ROE)(%)当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

🔄 経営分析(効率性)

「資産を効率よく売上に変えているか」。単位は「回」。

売上債権回転率(回)売上高 ÷ 売上債権

高いほど回収が早い

棚卸資産回転率(回)売上高 ÷ 棚卸資産

低い=在庫過多のサイン

有形固定資産回転率(回)売上高 ÷ 有形固定資産

設備の稼働効率

総資本回転率(回)売上高 ÷ 総資本

🛡️ 経営分析(安全性)

「倒産しにくいか」。短期(流動・当座)と長期(固定・資本構成)に分けて覚える。

流動比率(%)流動資産 ÷ 流動負債 × 100

200%以上が理想、100%超で一安心

当座比率(%)当座資産 ÷ 流動負債 × 100

当座資産=現預金+売上債権+有価証券

固定比率(%)固定資産 ÷ 自己資本 × 100

100%以下が望ましい

固定長期適合率(%)固定資産 ÷(自己資本+固定負債)× 100

100%以下が必須ライン

自己資本比率(%)自己資本 ÷ 総資本 × 100

高いほど安全

負債比率(%)負債 ÷ 自己資本 × 100

低いほど安全

⚖️ CVP分析(損益分岐点)

変動費率=変動費÷売上高。「1−変動費率」が貢献利益率(限界利益率)。

損益分岐点売上高固定費 ÷(1 − 変動費率)

=固定費 ÷ 貢献利益率

損益分岐点比率(%)損益分岐点売上高 ÷ 実際売上高 × 100

低いほど安全

安全余裕率(%)(実際売上高 − 損益分岐点売上高)÷ 実際売上高 × 100

=100% − 損益分岐点比率

目標利益達成売上高(固定費 + 目標利益)÷(1 − 変動費率)
感度分析の基本形利益 = 売上高 ×(1 − 変動費率)− 固定費

どの変数が変わっても、この式に戻る

📈 投資の経済性計算(NPV)

事例Ⅳ最大の山場。タイムテーブル(CFの時系列表)を書いてから計算する。

正味現在価値(NPV)各年CFの現在価値合計 − 初期投資額

NPV > 0 なら投資すべき

現在価値(PV)将来CF × 現価係数

現価係数 = 1 ÷ (1+r)^n

毎年同額CFの現在価値年間CF × 年金現価係数
税引後キャッシュフロー(年間CF)税引後利益 + 減価償却費

=(収益−費用)×(1−税率)+ 減価償却費 × 税率 +…の展開形も頻出

CFの簡便式(タックスシールド)CF = 営業利益 ×(1 − 税率)+ 減価償却費 × 税率

減価償却費の節税効果を忘れない

回収期間法初期投資額 ÷ 年間CF

短いほど良い(時間価値は無視される)

🏦 資本コスト(WACC・CAPM)

WACC(加重平均資本コスト)負債比率 × 負債コスト ×(1 − 税率)+ 自己資本比率 × 株主資本コスト

負債の節税効果(1−税率)を忘れずに

CAPM(株主資本コスト)安全利子率 + β ×(市場期待収益率 − 安全利子率)
配当割引モデル(定率成長)株価 = 予想配当 ÷(資本コスト − 成長率)

💵 キャッシュフロー計算書(間接法)

営業CFは「税引前当期純利益」からスタートして調整する。符号の向きが命。

減価償却費+(加算)

現金支出のない費用

売上債権の増加−(減算)

増加=現金が回収できていない

棚卸資産の増加−(減算)

増加=現金が在庫に化けた

仕入債務の増加+(加算)

増加=支払いを待ってもらっている

引当金の増加+(加算)
固定資産売却益−(減算)

投資CFに計上するため営業CFから除外

🧮 その他の頻出論点

デシジョンツリーの期待値Σ(各シナリオの値 × 発生確率)

後ろ(将来)から前へ計算する

線形計画法(LP)制約条件の連立方程式の交点で目的関数を最大化
セールスミックス制約資源1単位あたりの貢献利益が大きい製品を優先
内外作区分(自製or購入)自製の変動費 vs 購入価格 + 回避不能固定費に注意
為替予約の損益(予約レート − 直物レート)× 外貨額

円安・円高どちらに有利かを整理

📊

公式は「使って」初めて身につく

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