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事例Ⅳ 読了 10分2026-03-12

【事例Ⅳ】受験生がやりがちな計算ミスTOP10と対策法|本番で1点も落とさないために

中小企業診断士2次試験 事例Ⅳで受験生がやりがちな計算ミスをランキング形式で紹介。単位ミス、符号ミス、タックスシールド忘れなど、致命的なミスの防ぎ方を解説。

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事例Ⅳは「実力があっても計算ミスで落ちる」科目

事例Ⅳの恐ろしさは、1つの計算ミスが連鎖して大量失点につながることです。最初のステップで数値を間違えると、後続のすべての計算が狂います。

この記事では、受験生が実際にやりがちな計算ミスをランキング形式で紹介し、それぞれの対策を解説します。

第10位:小数点の位置ミス

「2.5%」を計算式に入れるとき「2.5」のまま掛けてしまう。正しくは「0.025」。

対策: 百分率は必ず「÷100」してから計算。計算前に一度確認する癖を。

第9位:四捨五入のタイミングミス

途中計算で四捨五入すると最終回答がずれる。

対策: 途中計算は小数点以下を多めに保持し、最終回答のみで四捨五入。問題の指示(「小数点第2位まで」等)を確認。

第8位:B/SとP/Lの数値取り違え

総資本回転率の分母に売上高を入れてしまう(正しくは総資本)。

対策: 計算式を書いてから数値を代入。「何÷何」を先に確認。

第7位:回転率の「回」と比率の「%」の混同

回転率の計算結果に×100をしてしまう。

対策: 回転率は「÷」のみ、比率は「÷×100」。単位を問題文で確認。

第6位:運転資本の増減の符号ミス

CF計算書で「売上債権が増加→プラス」としてしまう(正しくはマイナス)。

対策: 「営業資産↑はマイナス、営業負債↑はプラス」を暗記。迷ったら「キャッシュは増えた?減った?」で判断。

第5位:固定資産売却損益の符号ミス

間接法CFで売却「益」をプラスにしてしまう(正しくは営業利益から除外するのでマイナス)。

対策: 間接法の調整は「P/L上の影響を打ち消す」と理解。益→引く、損→足す。

第4位:税引後CFの計算で税率を引き忘れ

年間利益をそのままCFにしてしまう。

対策: CF = 利益 × (1−税率) + 減価償却費 × 税率。この公式を手が覚えるまで練習。

第3位:減価償却の節税効果(タックスシールド)を忘れる

「減価償却費 × 税率」の加算を忘れ、CFを過小計算してしまう。NPVに致命的影響。

対策: タックスシールドは独立した項目として必ず加算。「減価 × 税率」をCF計算の最後に必ず確認。

第2位:WACCで株主資本コストに(1−税率)を掛けてしまう

(1−税率)は負債コストだけに掛ける。配当は損金算入されないため。

対策: WACC計算式を正確に暗記し、どこに(1−T)がかかるか確認してから計算開始。

第1位:初期投資額を割引計算してしまう

NPV計算で初期投資額にも現価係数を掛けてしまうミス。初期投資は「今すぐ」の支出なので割り引く必要なし。

対策: NPV = CF現在価値の合計 初期投資額(そのまま)。この「マイナス」は割引前の金額。

ミスを防ぐ3つの習慣

1. 計算式を先に書く

数値を代入する前に、まず計算式を書く。式が正しければ、あとは代入するだけ。

2. 単位を常に書く

「300百万円」「0.6回」「12%」と単位を書く習慣をつける。単位が変だと気づけばミスを防げる。

3. 検算の時間を確保する

80分のうち最後10分は検算に充てる。特に第1問(経営分析)は最も検算効果が高い。

計算ミスは「練習」で防げる

計算ミスは知識不足ではなく練習不足が原因です。同じ手順を繰り返し練習することで、ミスしやすいポイントが体感でわかるようになります。

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