中小企業診断士 2027年合格ロードマップ|11月スタートの月別計画と最初の2週間
2027年度の中小企業診断士試験を目指して11月から始める人向けに、例年の試験時期から逆算した月別計画、週の勉強時間別の到達目安、最初の2週間でやること、科目の順番、教材とアプリの選び方をまとめました。
2027年合格を目指すなら、11月スタートがちょうどいい
中小企業診断士の1次試験は例年8月上旬の2日間、2次筆記試験は例年10月下旬に実施されます。11月に勉強を始めると、1次試験までおよそ9か月。1次7科目を一巡し、過去問を解き直す時間を確保できる、無理のないスタート時期です。
2027年度の正式な日程は、例年、年明け以降に中小企業診断協会から公表されます。確定するまでは例年の時期で逆算し、公式発表が出たら試験日程・申込ガイドで日付を差し替えてください。
目安となる合格までの勉強時間は、一般に1,000〜1,200時間と言われます。11月から8月上旬までの約39週で、週の勉強時間ごとの到達量は次のとおりです。
| 週の勉強時間 | 8月までの累計 | 1,000時間に対して |
|---|---|---|
| 10時間(平日1時間+休日2.5時間) | 約390時間 | 不足。科目合格を狙う2年計画向き |
| 15時間(平日1.5時間+休日3.5時間) | 約585時間 | 得意科目があれば1次全科目に届く |
| 20時間(平日2時間+休日5時間) | 約780時間 | 1次全科目合格を現実的に狙える |
| 25時間以上 | 約975時間以上 | 1次と2次を同じ年に狙える |
週15時間未満なら、科目合格制度を使った2年計画を最初から選ぶほうが、途中で計画を作り直すより結果的に早く着きます。
月別ロードマップ(11月〜翌年10月)
| 時期 | やること | 目標 |
|---|---|---|
| 11月〜12月 | 企業経営理論と財務・会計の基礎。テキストを読んだらすぐ問題を解く | 2科目の全範囲を一巡 |
| 1月〜2月 | 運営管理、経済学・経済政策。財務・会計の計算は毎週続ける | 4科目を一巡 |
| 3月〜4月 | 経営情報システム、経営法務。暗記科目は短時間を毎日 | 6科目を一巡 |
| 5月 | 中小企業経営・中小企業政策。申込手続き(例年5月頃) | 7科目を一巡、申込完了 |
| 6月〜7月 | 過去問を年度別に解き、間違えた論点だけ復習。模試を1回 | 全科目60点の手応え |
| 8月上旬 | 1次試験本番 | — |
| 8月中旬〜10月 | 2次試験対策。事例Ⅰ〜Ⅲの答案作成、事例Ⅳの計算 | 80分で書き切る |
順番の考え方は科目別の難易度と勉強順と科目別の勉強時間配分で詳しく説明しています。財務・会計だけは2次試験の事例Ⅳにも直結するため、一巡した後も週に1回は計算問題を続けてください。
最初の2週間でやること
計画より先に、まず手を動かします。
- 試験の全体像を30分で把握する。 何から始めるかのガイドで7科目と2次試験の関係をつかみます。
- 実力診断を受ける。 3分の無料実力診断は登録不要です。得点ではなく、どの科目が未知かを知るために使います。
- 企業経営理論を1章だけ読んで、問題を解く。 登録不要の5問体験で、読んだ内容が解けるかを確かめます。
- 週の勉強時間を1つ決める。 上の表から現実的な行を選び、試験日から逆算するスケジュールの作り方で週単位に落とします。
- 勉強の型を固定する。 読む・解く・確かめる・解き直すの流れは勉強法ガイドにまとめています。
2週間続けられたら、その型のまま科目を増やしていきます。続かなかった場合は、量を減らすのではなく、時間帯を固定するほうが効きます。
働きながら続けるコツ
受験者の多くは社会人です。働きながら合格するためのガイドにあるとおり、平日の勉強は「帰宅後にまとめて」より「通勤と昼休みに分けて」のほうが続きます。通勤時間の使い方とスマホでの勉強法も参考にしてください。
教材とアプリの選び方
テキストと過去問は科目ごとに1冊ずつで足ります。選び方は参考書の選び方と独学テキストの確認ポイントにまとめました。スキマ時間の演習にはアプリの比較を参考に、1次7科目の問題と解説がそろっているものを選びます。
診断士AIは、1次7科目1,400問のうち490問を登録なしで公開しています。まず無料の問題で手応えを確かめ、解答履歴から弱点を復習したくなったら無料登録で7日間すべての機能を試せます。カード登録は不要で、自動で有料にはなりません。
2次試験はいつから考えるか
1次試験が終わってから2次対策を始めても、例年2か月半あります。ただし事例Ⅳの計算だけは、財務・会計の学習と並行して早めに触れておくと楽になります。全体像は2次試験対策の全体像、計算の練習は事例Ⅳ対策のロードマップを参照してください。
まとめ
- 11月スタートなら1次試験まで約9か月。週15〜20時間で1次全科目を現実的に狙えます。
- 週15時間未満なら、最初から科目合格の2年計画にします。
- 2027年度の正式日程は年明け以降に公表されます。確定するまでは例年の時期で逆算します。
- 最初の2週間は、計画より先に「読んで解く」を試し、続けられる型を固めます。
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