勉強法 読了 12分更新 2026-09-05

中小企業診断士の科目別勉強時間|1次800時間の配分例と2週間の始め方

中小企業診断士の科目別勉強時間を、1次7科目の800時間配分例と2週間20時間の計画例で解説。予備校が示す目安との違い、2次対策の確保、実績から配分を調整する方法を紹介します。

執筆・編集:診断士AI編集部一次資料との照合:診断士AI編集部編集・検証方針

科目別の勉強時間は、目安を置いて実績から調整する

中小企業診断士の学習時間について、LECの公式案内は資格取得まで約1,000〜1,200時間という一般的な目安を紹介し、知識や経験によって必要な時間が変わると説明しています。

ただし、「財務・会計は必ず250時間」「この配分なら合格」という個人別の必要時間は、その目安からは分かりません。科目別には仮の予算を置き、問題を解いた結果と復習にかかった時間から配分を更新します。

本記事では、1次7科目に800時間を置く場合の配分例、最初の2週間の始め方、2次対策の時間を確保する考え方を紹介します。診断士AI編集部による計画例であり、合格者アンケートから得た平均値や合格保証ではありません。情報と提供機能の確認日は2026年9月5日です。

最初に問題の形式を見たい方は、登録なしで1次5問を試すから進めます。

1次試験7科目:800時間を仮置きする配分例

下表は、1次対策に使える時間を800時間と仮定した配分のたたき台です。講義・テキスト・問題演習・解き直しを含みます。試験実施団体が定めた必要時間でも、各科目の平均学習時間でもありません。

科目配分例調整するときに見ること
財務・会計200時間仕訳、式、単位を自力で説明できるか
企業経営理論140時間用語だけでなく選択肢の判断理由が分かるか
運営管理120時間生産管理・店舗管理のどちらが未習か
経済学・経済政策120時間グラフの条件と計算手順を説明できるか
経営情報システム80時間実務経験で触れていない分野があるか
経営法務80時間似た制度の要件と適用場面を区別できるか
中小企業経営・政策60時間統計の年次、施策の対象と条件を確認できるか
合計800時間2次対策の時間は別に確保

例えば、簿記の基礎を学んでいて財務の問題を自力で解けるなら、その分を未習の情報システムへ移す方法があります。逆に、仕訳や財務諸表から理解し直す必要があるなら、財務の時間を増やすことも考えます。肩書きや経験年数だけで短縮せず、実際に解けるかで判断してください。

日付と生活の予定を入力して配分を作る場合は、勉強時間シミュレーターを使えます。平日・土日の学習枠、末尾の復習期間、最初の2週間の科目配分を計算し、計画をコピーできます。自分に必要な合格時間を判定するツールではありません。

科目ごとの統計と読み方は、2026年度結果を反映した科目別難易度で確認できます。前年の科目合格率の高低から、必要な時間を機械的に決めることはできません。

まず、生活の中で確保できる時間を計算する

「1,000時間」という総量を見る前に、平日と休日で無理なく続けられる時間を分けます。以下は試験日程を示すものではなく、40週間あると仮定した計算例です。

1週間の学習時間40週間の合計4週間を予備期間にした場合
10時間400時間360時間
15時間600時間540時間
20時間800時間720時間

例えば、平日1時間×5日と、土日各2.5時間なら週10時間です。繁忙期や家庭の予定がある週も見込み、毎週同じ時間を確保できる前提が現実的かを確認します。

上の800時間の配分例と、確保できる時間が合わなければ、期間・対象科目・教材の進め方を見直します。「少ない時間なら合格できない」「予定の時間に届けば合格できる」という判定ではありません。

最初の2週間:20時間で全科目の入口を確認する例

学習開始直後から1年間の配分を固定するより、まず短い期間で「何に時間がかかるか」を記録します。週10時間を2週間確保できる場合は、次のように始められます。

対象2週間の時間例行うこと
財務・会計4時間基礎説明を読み、式と単位を確認
企業経営理論3時間用語と選択肢の判断理由を確認
運営管理3時間生産・店舗の両分野を確認
経済学・経済政策3時間グラフの基本と短い計算を確認
経営情報システム2時間未習の用語・分野を記録
経営法務2時間制度の区別と基礎用語を確認
中小企業経営・政策2時間教材の年度と扱う範囲を確認
計画の見直し1時間次の2週間に回す論点を選ぶ
合計20時間全範囲を終える計画ではありません

この時間で各科目を習得するという意味ではありません。未経験科目を一度も見ないまま後回しにせず、教材の読み方や復習に要する時間を知るための例です。

勉強時間の記録は「読む・解く・直す」に分ける

同じ1時間でも、動画を見るだけで終わったのか、自力で答え直したのかで次の行動が変わります。次の形式ならノートや表計算に転記して使えます。

日付・論点読む時間解く時間直す時間次に確認すること
記入例:財務・CVP15分10分20分売上高と販売数量の単位を区別
記入例:経済・需要供給20分10分15分曲線上の移動とシフトを区別

例えば、解く時間より復習に時間がかかる週が続いたら、新しい問題を増やす前に基礎説明へ戻ります。正答していても理由が説明できなければ、解説を閉じて再確認します。過去問の使い方と誤答の分類も計画の更新に使えます。

診断士AIの1次演習では5・10・20問を選べますが、これは問題数であって所要時間の保証ではありません。最初の5問で、自分が解説と解き直しまで含めて何分使うかを測ってみてください。

2次対策の時間を1次の予算に混ぜない

1次対策で企業経営理論・運営管理・財務・会計を学んでも、2次では与件を読む、答案を書く、計算の途中式を整理するといった練習の時間が必要です。1次の800時間を計画した後に、2次の時間も確保できるか確認します。

例えば、2次対策に200時間を仮置きする場合は、事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを各40時間、事例Ⅳを60時間、見直し・予備に20時間で合計200時間です。これも個人の必要時間を測った数値ではありません。

200時間を8週間で使うなら週25時間、12週間なら週約16.7時間になります。これは単純な時間の割り算です。受験年度の実際の日程、使っている教材、すでにできることに合わせて調整してください。

計算手順の形式は登録不要の事例ⅣCVP体験で確認できます。診断士AIの会員向け2次対策は、事例Ⅰ〜Ⅲのオリジナル記述60問と事例Ⅳ計算75問です。記述は解答例との比較・自己評価を行う方式で、公式基準によるAI自動採点ではありません。

時間が足りないときに見直す順番

  1. 復習の時間を数える。 問題を解く予定だけが並んでいないか確認します。
  2. 学習済みと未習を分ける。 仕事で経験した分野でも、試験の問いに答えられるか確認します。
  3. 未習科目を放置しない。 法務・政策・情報を「直前に暗記すればよい」と一律に後回しにしません。
  4. 受験計画を見直す。 期間や科目合格制度を含めて、実際の条件を確認します。

科目合格による免除は、申請により翌年度・翌々年度に利用する仕組みです。1次試験全体に合格すると、それまでの科目合格による免除資格はなくなるなどの条件もあります。試験実施団体のFAQで、自分に適用できるか確認してください。

また、1次試験は受験科目の合計で60%以上、各科目で40%以上を基準に判定されます。苦手科目を40点ぎりぎりに予定すると、読み落としや出題の変化を吸収しにくくなります。実際の判定基準・免除の扱いは、受験年度の公式案内を優先してください。

診断士AIで、短い演習から自分のペースを確認する

診断士AIの1次問題は7科目各200問、計1,400問のオリジナル類似問題です。このうち公開490問は登録不要で問題・正答・解説を確認できます。公式過去問の転載ではありません。

学習履歴や弱点復習を使って続けたい方は、1次対策の7日間無料体験へ進めます。2次が目的なら2次対策の7日間無料体験を選べます。カード登録は不要で、体験終了による自動課金はありません。

AIコーチは1日10回までなど機能別の上限があり、教材ファイルのダウンロードは有料会員向けです。継続時のWeb料金は月額980円または年額5,500円(税込)、購入後は解約まで自動更新されます。料金・対象機能を確認し、学習履歴を見返して復習まで進められるかを試してください。

よくある質問

中小企業診断士は1,000時間の勉強が必須ですか?

必須時間ではありません。予備校などが案内する目安で、知識・経験・教材・復習の進み方によって変わります。時間を積み上げることと、出題範囲の問題を解けることを分けて確認してください。

7科目へ均等に時間を配ってはいけませんか?

最初に全科目へ触れて理解の状態を知るために、均等に時間を置く方法はあります。その後は、未習範囲や誤答の原因を見て調整します。「必ず均等」「必ず特定科目に何割」と固定する必要はありません。

1日30分を確保すると、年間で何時間になりますか?

毎日続けた場合、365日では182.5時間、週5日を52週間なら130時間です。休む日を含めて、自分の予定に近い式で計算してください。時間を追加しただけで、必要な学習が完了するとは限りません。

平日は短時間、週末にまとめて学んでもよいですか?

生活に合わせて組み合わせられます。短時間では用語や間違えた問題を確認し、まとまった時間では演習と復習を行うなど、作業の長さに合わせて予定します。週末の学習では身につかない、と一律には判断しません。

読んだ次は、解いて確認

自分に必要な学習を、まず体験する

1次試験の問題演習か、2次試験・事例Ⅳの計算を選べます。登録なしで問題と解説を試してください。

登録なしで体験する

登録なしで使える1次試験問題は490問。全1,400問・学習履歴・弱点復習は、無料登録後7日間の体験または有料プランで利用できます。料金・利用範囲を見る

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診断士AI 編集部

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