マーシャル=ラーナー条件とは?
シェア教科書的な定義
通貨の切り下げ(減価)が貿易収支を改善するための条件。輸出の価格弾力性と輸入の価格弾力性の合計が1を超える場合に、通貨安が貿易収支の改善につながる。
ざっくり言うと
円安になると輸出が増えるか?輸出入の需要がそれぞれどれだけ為替変動に反応するかによって答えが変わる。輸出需要も輸入需要も、もし為替に鈍感なら、円安でも貿易収支は改善しない。マーシャル=ラーナー条件は「円安で貿易収支が改善するための最低条件」です。
もう少し詳しく
マーシャル=ラーナー条件:輸出の価格弾力性+輸入の価格弾力性>1のとき、通貨切り下げで経常収支が改善。これが成立していてもJカーブ効果(短期的な悪化)により、改善には時間がかかります。輸出入の弾力性が低い場合(石油などの必需品)は条件が満たされにくいです。
具体例
為替が10%円安になったとき、日本の輸出量が8%増え輸入量が5%減ったとする。輸出弾力性0.8+輸入弾力性0.5=1.3>1なので、この条件を満たし貿易収支は改善に向かう。弾力性が小さい産業(石油など必需品)では改善効果が限定的です。
試験対策ポイント
条件式(輸出弾力性+輸入弾力性>1)の数値計算問題が出題される。Jカーブ効果との組み合わせで「短期は悪化、長期は改善」の論理を説明できるようにしておく。
「マーシャル=ラーナー条件」のよくある質問
Q. マーシャル=ラーナー条件とは何ですか?わかりやすく教えてください
通貨の切り下げ(減価)が貿易収支を改善するための条件。輸出の価格弾力性と輸入の価格弾力性の合計が1を超える場合に、通貨安が貿易収支の改善につながる。 わかりやすく言うと、円安になると輸出が増えるか?輸出入の需要がそれぞれどれだけ為替変動に反応するかによって答えが変わる。輸出需要も輸入需要も、もし為替に鈍感なら、円安でも貿易収支は改善しない。マーシャル=ラーナー条件は「円安で貿易収支が改善するための最低条件」です。
Q. マーシャル=ラーナー条件は診断士試験のどの科目で出題されますか?
マーシャル=ラーナー条件は「経済学」の科目で出題されます。国際経済学の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. マーシャル=ラーナー条件の具体例を教えてください
為替が10%円安になったとき、日本の輸出量が8%増え輸入量が5%減ったとする。輸出弾力性0.8+輸入弾力性0.5=1.3>1なので、この条件を満たし貿易収支は改善に向かう。弾力性が小さい産業(石油など必需品)では改善効果が限定的です。
Q. マーシャル=ラーナー条件を効率よく覚えるコツは?
マーシャル=ラーナー条件を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。