ミクロ経済学経済学
市場の失敗とは?
教科書的な定義
市場メカニズムだけでは資源の効率的な配分が達成されない状態。外部性、公共財、情報の非対称性、独占などが主な原因となる。
ざっくり言うと
「見えざる手」が万能じゃない場面のこと。みんなが自分の得だけ考えて行動した結果、「なんか全体的にうまくいってない…」となる状態。工場が川を汚すのに誰もコストを払わない、みたいな「市場に任せると困る」ケースです。
もう少し詳しく
市場の失敗が起こる主な原因は4つ:①外部性、②公共財、③情報の非対称性、④独占・寡占。これらの場合、市場メカニズムだけでは資源配分がパレート最適にならないため、政府介入の根拠となります。
具体例
大気汚染は市場の失敗の典型例。工場は排出コストを製品価格に反映しないため、社会的に最適な量より多く生産してしまう。だから政府が環境規制や炭素税で介入する必要があるのです。
試験対策ポイント
市場の失敗の4類型を正確に挙げられるようにすること。それぞれの具体例と政府の対応策(課税・補助金・規制・公的供給)をセットで覚えると効率的。