用語集 読了 8分2026-03-24
SWOT分析とは?|たとえ話でわかる診断士試験の超重要フレームワーク
SWOT分析を「健康診断」にたとえてわかりやすく解説。強み・弱み・機会・脅威の見つけ方、クロスSWOTの使い方、診断士試験での出題パターンまで、初心者向けに徹底解説。
SWOT分析を30秒で理解する
SWOT分析は「会社の健康診断」です。
あなたが人間ドックを受けるとき、4つのことを確認しますよね。
- 体力がある(強み:Strength) — 血圧正常、筋力もある
- 腰が悪い(弱み:Weakness) — 慢性的な腰痛がある
- 新しいジムが近所にできた(機会:Opportunity) — 通いやすい環境ができた
- 職場のストレスが増えている(脅威:Threat) — 健康を脅かす外部要因
これと全く同じことを、会社に対してやるのがSWOT分析です。
具体例:町の定食屋さんをSWOT分析してみる
| プラス面 | マイナス面 | |
|---|---|---|
| 内部環境(自分でコントロールできる) | S:強み — 常連客が多い、味に定評がある、駅から近い | W:弱み — 店主が高齢、メニューが古い、SNSをやっていない |
| 外部環境(自分ではコントロールできない) | O:機会 — 近隣にオフィスビルが建設中、テイクアウト需要の増加 | T:脅威 — 大手チェーン店が出店予定、原材料費の高騰 |
ポイントは**「内部か外部か」と「プラスかマイナスか」**の2軸で整理すること。これだけです。
「クロスSWOT」が試験で超重要
SWOT分析の4要素を洗い出したら、次は**「掛け合わせ」**て戦略を考えます。これがクロスSWOT(TOWS分析)です。
| 機会(O) | 脅威(T) | |
|---|---|---|
| 強み(S) | SO戦略(積極攻勢) 強みを活かして機会をつかむ → 常連客の口コミ+新オフィスビルのランチ需要を狙う | ST戦略(差別化) 強みで脅威に対抗する → チェーン店にはない「手作りの味」で差別化 |
| 弱み(W) | WO戦略(弱点克服) 弱みを克服して機会をつかむ → SNSを始めてテイクアウト情報を発信 | WT戦略(防衛・撤退) 弱みと脅威が重なる最悪シナリオへの対策 → メニューのスリム化でコスト削減 |
2次試験では、このクロスSWOTの考え方が事例Ⅰ〜Ⅲすべてで問われます。
診断士試験での出題パターン
1次試験
- 「SWOT分析の内部環境に該当するものはどれか」→ SとWが内部、OとTが外部
- 「機会と強みを組み合わせた戦略はどれか」→ SO戦略
2次試験
- 事例企業の状況を読んで、S・W・O・Tを自分で特定する
- 「A社の強みを活かした成長戦略を提案せよ」→ クロスSWOTのSO戦略を記述
よくある間違い
「売上が下がっている」は弱み?脅威?
→ 原因による。 自社の営業力不足なら弱み(内部)。市場全体が縮小しているなら脅威(外部)。「自分でコントロールできるか」で判断してください。
📌 あわせて読みたい: 中小企業診断士 2次試験の攻略法|用語集で他の重要キーワードも確認|無料クイズでSWOT分析を練習 →
📣 記事の内容を実践してみよう
🐕