2次試験 読了 16分2026-04-30

2次試験の採点基準を分析|何が評価され何が減点されるのか

中小企業診断士2次試験の採点基準を、設問対応、因果、具体性、与件根拠の4視点で分析。公開されない採点をどう推測し、学習に落とし込むかをまとめました。

採点基準は公開されなくても、評価軸はかなり推測できる

2次試験の採点基準は詳細には公開されません。それでも、再現答案や講評を見比べると、評価されやすい答案には共通点があります。2次全体の前提は 2次試験対策の全体ガイド で押さえつつ、この記事では採点されやすい答案の特徴を整理します。

まず見るべき4つの評価軸

評価軸評価される答案減点されやすい答案
設問対応問われたことにだけ答える聞かれていないことを書く
因果原因と施策がつながる単発の施策だけを書く
具体性誰が何をするか明確抽象語だけで終わる
与件根拠与件に基づいている一般論だけで書く

この4視点で見ると、採点基準のかなりの部分は説明できます。

高得点答案の特徴

主語がぶれない

社長、営業部、現場、既存顧客など、誰の話を書いているかが明確です。主語が定まると施策も自然に具体化します。

効果まで書いている

「会議を行う」で終わるのではなく、「部門間情報共有を進め納期遵守率を高める」までつなげています。この一文があるだけで採点者に伝わりやすくなります。

与件の制約を無視しない

小規模事業者なのに大規模投資を提案しない、創業者色の強い会社にいきなり全面分権を書かない、など、事例企業の現実に沿っています。与件文の読み方は 与件文の読み方テクニック が役立ちます。

減点されやすいパターン

  • 設問要求の対象を取り違える
  • 文章は長いのに要素が少ない
  • 因果が逆になる
  • 助言が一般論で事例企業に刺さらない

特に危ないのは、きれいな表現に寄せるあまり、具体的な中身が薄くなることです。2次試験では文学性より、設問対応力の方が重視されます。

採点基準を学習へ落とす方法

  1. 演習後に自分の答案を4軸で採点する
  2. 再現答案と比較して不足を一つだけ直す
  3. 次回は同じ減点を避ける

この改善サイクルを回すと、点数が読みやすくなります。比較材料の使い方は 再現答案の活用法模範解答とふぞろいの使い分け も参考になります。

まとめ

2次試験の採点基準は非公開でも、設問対応、因果、具体性、与件根拠の4軸でかなり再現できます。この4つを毎回自己点検するだけでも、答案の安定感は大きく変わります。

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