マクロ経済学経済学

フィリップス曲線とは?

教科書的な定義

失業率とインフレ率の間にある負の相関関係を示す曲線。短期的にはトレードオフが存在するが、長期的には自然失業率の水準で垂直になるとされる。

ざっくり言うと

「失業率が低い(みんな働いてる)→人手不足で賃金が上がる→モノの値段も上がる(インフレ)」という関係を表した曲線。つまり「失業を減らしたければインフレを受け入れろ、インフレを抑えたければ失業を受け入れろ」というトレードオフです。

もう少し詳しく

短期フィリップス曲線は右下がり(インフレ率と失業率のトレードオフ)。しかしフリードマン=フェルプスの期待修正フィリップス曲線では、人々のインフレ期待が修正されると曲線自体がシフトし、長期的にはトレードオフが消滅して自然失業率の水準で垂直になります。

具体例

1960年代のアメリカではフィリップス曲線の関係が明確に観察されました。しかし1970年代のスタグフレーション(高インフレ+高失業)で短期的な関係に過ぎないことが判明。フリードマンの自然失業率仮説により長期フィリップス曲線は垂直とされました。

試験対策ポイント

短期と長期のフィリップス曲線の違い、自然失業率仮説、期待インフレ率による曲線シフトは頻出論点。オークンの法則(GDPギャップと失業率の関係)とセットで問われることも。

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失業率とインフレ率の間にある負の相関関係を示す曲線

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