財務諸表分析財務・会計

自己資本比率とは?

教科書的な定義

総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務健全性が高い。

図でつかむ財務・会計

自己資本比率を、ひと目で。

自己資本比率は総資産に対する自己資本の割合です。資金調達の構成を示す指標で、現金をどれだけ持っているかを直接表すものではありません。

決算日時点の総資産500万円、負債300万円、自己資本200万円。200÷500×100=自己資本比率40%。現金100万円の割合20%とは異なる。
同一決算日・万円の仮例。自己資本以外の純資産項目はないものとします。
ここを覚える

自己資本比率と、現預金の保有割合は別。 ※数値は仮例。

  1. 01

    自己資本を求める

    この例では総資産500−負債300=自己資本200万円。負債で賄っていない資本の割合を計算します。

  2. 02

    総資産で割る

    200÷500×100=40%。負債の総資産に対する割合60%と合わせて100%になります。

  3. 03

    資産内容は別に見る

    現金が100万円なら総資産の20%です。自己資本40%という値から現金200万円があるとはいえません。

連結では非支配株主持分などを純資産から除く定義に注意します。業種・資金調達方法・推移をそろえて比較し、単一の比率だけで安全を断定しません。

ざっくり言うと

家の価値のうち、ローンなしで「本当に自分のもの」がどれくらいあるか。家が5,000万円でローン残高が3,000万円なら、自己資本比率は40%。この割合が高いほど「借金に頼っていない堅実な経営」です。

もう少し詳しく

自己資本比率=自己資本÷総資産×100%。一般的に40%以上あれば安全とされますが、業種による差が大きい。自己資本比率が低い=負債依存度が高い=レバレッジが高いことを意味し、財務リスクが大きいが好況時にはROEが高くなる傾向があります。自己資本比率と負債比率は表裏一体の関係です。

具体例

任天堂の自己資本比率は約80%で極めて高く、無借金経営に近い。一方、銀行は預金(負債)で運用するビジネスモデルのため、自己資本比率は5〜10%程度。業種によって水準が大きく異なります。

試験対策ポイント

計算は簡単だが、「自己資本」の範囲(株主資本+その他包括利益累計額)に注意。業種別の目安水準も押さえておくと良い。

よく比較される用語

安全性分析との違い

自己資本比率は「総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務健全性が高い。…」であるのに対し、安全性分析は「企業の支払能力、財務健全性を分析すること。流動比率、当座比率、自己資本比率など。…」という違いがあります。

自己資本比率」のよくある質問

Q. 自己資本比率とは何ですか?わかりやすく教えてください

総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務健全性が高い。 わかりやすく言うと、家の価値のうち、ローンなしで「本当に自分のもの」がどれくらいあるか。家が5,000万円でローン残高が3,000万円なら、自己資本比率は40%。この割合が高いほど「借金に頼っていない堅実な経営」です。

Q. 自己資本比率は診断士試験のどの科目で出題されますか?

自己資本比率は「財務・会計」の科目で出題されます。財務諸表分析の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。

Q. 自己資本比率の具体例を教えてください

任天堂の自己資本比率は約80%で極めて高く、無借金経営に近い。一方、銀行は預金(負債)で運用するビジネスモデルのため、自己資本比率は5〜10%程度。業種によって水準が大きく異なります。

Q. 自己資本比率を効率よく覚えるコツは?

自己資本比率を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。

診断士AIクイズ
この用語を4択で確認しよう

Q. 次の説明に当てはまる用語は?

総資産に占める自己資本の割合

読んだ次は、解いて確認

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自己資本比率」の基本情報

用語名自己資本比率
分野財務諸表分析
出題科目財務・会計
重要度★★★★★頻出
関連用語数8

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