ミクロ経済学経済学

パレート最適とは?

教科書的な定義

誰かの効用を下げずには他の誰の効用も上げることができない資源配分の状態。完全競争市場の均衡はパレート最適を実現する(厚生経済学の第一定理)。

ざっくり言うと

ケーキの切り分けで考えて。3人でケーキを分けるとき、「誰かの取り分を増やすには誰かの取り分を減らすしかない」状態がパレート最適。これ以上誰も損しないで得する方法がない、究極のWin-Winの限界点です。

もう少し詳しく

パレート最適とは「誰かの効用を下げずに他の誰かの効用を上げることができない」状態。厚生経済学の第一基本定理により、完全競争市場の均衡はパレート最適になります。ただし「効率的」であっても「公平」とは限らない点に注意が必要です。

具体例

二酸化炭素の排出権取引は、パレート最適の実現を目指す仕組み。排出削減コストが低い企業が多く削減し、コストが高い企業は排出権を買う。両者が得をし、社会全体の削減コストが最小化されます。

試験対策ポイント

エッジワースのボックスダイアグラムとの関連で出題されることが多い。「パレート最適=効率的だが公平とは限らない」という点はひっかけ問題の定番。

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Q. 次の説明に当てはまる用語は?

誰かの効用を下げずには他の誰の効用も上げることができない資源配分の状態

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