マクロ経済学経済学

実質GDP vs 名目GDPとは?

教科書的な定義

名目GDPは当年の市場価格で計算したGDP、実質GDPは基準年の価格で計算し物価変動の影響を除いたGDP。経済の実質的な成長を把握するには実質GDPが用いられる。

ざっくり言うと

食べ物の重さを「グラム数」で測るのが名目値、「カロリー数」で測るのが実質値のようなイメージ。物価が2倍になれば名目GDPは2倍に見えるが、実際の生産量(実質GDP)は変わっていない。価格変動の「衣」を取り除いた本当の経済活動量が実質GDPです。

もう少し詳しく

実質GDP=名目GDP÷GDPデフレーター×100。基準年の価格で評価した実質値は、異なる年度間の経済規模の本当の比較を可能にします。GDPデフレーターは消費者物価指数(CPI)とは異なり、輸入品価格を含まず輸出品価格を含む点に注意が必要です。

具体例

2022年の日本の名目GDPは物価上昇で増加したが、実質GDPは小幅な成長にとどまった。名目で「景気が良くなった」と見えても、物価上昇分を差し引くと実質の成長はわずか。政策判断には実質GDPが重要なのはこのためです。

試験対策ポイント

名目GDPと実質GDPの転換計算(GDPデフレーターを使う)は頻出計算問題。またCPIとGDPデフレーターの違い(構成品目・基準年の扱い)も試験に出る。

実質GDP vs 名目GDP」のよくある質問

Q. 実質GDP vs 名目GDPとは何ですか?わかりやすく教えてください

名目GDPは当年の市場価格で計算したGDP、実質GDPは基準年の価格で計算し物価変動の影響を除いたGDP。経済の実質的な成長を把握するには実質GDPが用いられる。 わかりやすく言うと、食べ物の重さを「グラム数」で測るのが名目値、「カロリー数」で測るのが実質値のようなイメージ。物価が2倍になれば名目GDPは2倍に見えるが、実際の生産量(実質GDP)は変わっていない。価格変動の「衣」を取り除いた本当の経済活動量が実質GDPです。

Q. 実質GDP vs 名目GDPは診断士試験のどの科目で出題されますか?

実質GDP vs 名目GDPは「経済学」の科目で出題されます。マクロ経済学の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。

Q. 実質GDP vs 名目GDPの具体例を教えてください

2022年の日本の名目GDPは物価上昇で増加したが、実質GDPは小幅な成長にとどまった。名目で「景気が良くなった」と見えても、物価上昇分を差し引くと実質の成長はわずか。政策判断には実質GDPが重要なのはこのためです。

Q. 実質GDP vs 名目GDPを効率よく覚えるコツは?

実質GDP vs 名目GDPを覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。

診断士AIクイズ
この用語を4択で確認しよう

Q. 次の説明に当てはまる用語は?

名目GDPは当年の市場価格で計算したGDP、実質GDPは基準年の価格で計算し物価変動の影響を除いたGDP

実質GDP vs 名目GDP」の基本情報

用語名実質GDP vs 名目GDP
分野マクロ経済学
出題科目経済学
重要度★★★★★頻出
関連用語数8

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