GDPデフレーターとは?
シェア教科書的な定義
名目GDPを実質GDPで除して算出される物価指数。国内で生産されたすべての財・サービスの価格変動を反映し、消費者物価指数(CPI)より広範な物価動向を示す。
ざっくり言うと
経済全体の「物価の温度計」。特定の商品バスケットではなく、国内で生産されたすべての財・サービスの価格変動を捉える。消費者物価指数(CPI)が家計の買い物かごを追うのに対し、GDPデフレーターはGDP全体に関わる価格変化を総合的に反映します。
もう少し詳しく
GDPデフレーター=(名目GDP÷実質GDP)×100。ラスパイレス型のCPI(基準年数量ウエイト)と異なり、パーシェ型(当期数量ウエイト)に近い計算になります。輸出品を含み輸入品を除く点がCPIとの主要な違い。インフレ指標としてGDPデフレーター、CPI、コアCPI(食品・エネルギー除く)の使い分けが重要です。
具体例
原油価格が上昇するとCPIは上がる(ガソリン代等を含む)が、日本が原油を輸入しているためGDPデフレーターへの影響は小さくなる。逆に輸出品価格の上昇はGDPデフレーターには反映されるがCPIには影響しない。この違いが政策判断に影響します。
試験対策ポイント
GDPデフレーターとCPIの違い(輸出入品の扱い、計算方式)は頻出の比較問題。「デフレーターは輸入インフレを反映しにくい」という点を具体的な事例で説明できるようにしておく。
「GDPデフレーター」のよくある質問
Q. GDPデフレーターとは何ですか?わかりやすく教えてください
名目GDPを実質GDPで除して算出される物価指数。国内で生産されたすべての財・サービスの価格変動を反映し、消費者物価指数(CPI)より広範な物価動向を示す。 わかりやすく言うと、経済全体の「物価の温度計」。特定の商品バスケットではなく、国内で生産されたすべての財・サービスの価格変動を捉える。消費者物価指数(CPI)が家計の買い物かごを追うのに対し、GDPデフレーターはGDP全体に関わる価格変化を総合的に反映します。
Q. GDPデフレーターは診断士試験のどの科目で出題されますか?
GDPデフレーターは「経済学」の科目で出題されます。マクロ経済学の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. GDPデフレーターの具体例を教えてください
原油価格が上昇するとCPIは上がる(ガソリン代等を含む)が、日本が原油を輸入しているためGDPデフレーターへの影響は小さくなる。逆に輸出品価格の上昇はGDPデフレーターには反映されるがCPIには影響しない。この違いが政策判断に影響します。
Q. GDPデフレーターを効率よく覚えるコツは?
GDPデフレーターを覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。