ABC(活動基準原価計算)とは?
シェア教科書的な定義
活動(アクティビティ)ごとにコストを集計し、コストドライバーに基づいて製品に配賦する原価計算手法。
ざっくり言うと
病院の治療費を「診察」「検査」「投薬」「手術」など活動ごとに細かく計算するようなもの。従来は「入院1日○○円」と大雑把だったのを、実際に使った活動量に応じて正確にコストを把握する手法です。
もう少し詳しく
ABCの手順:①活動(アクティビティ)の識別②各活動にコストを集計③コストドライバー(コストの発生原因となる活動量の尺度)の設定④コストドライバーに基づいて製品・サービスにコストを配賦。従来の配賦基準(直接作業時間など)では、少量多品種の製品に間接費が過少配賦される問題があり、ABCはこれを改善します。
具体例
銀行がATM取引、窓口取引、ネットバンキングなど各サービスのコストをABCで分析したところ、窓口取引のコストがATMの10倍以上と判明。これを根拠にATMやネットバンキングへの誘導策を推進した事例があります。
試験対策ポイント
「コストドライバー」の概念と、従来の配賦方法との違いが出題のポイント。多品種少量生産でABCが有効な理由を説明できるようにすること。
よく比較される用語
ABC(活動基準原価計算)は「活動(アクティビティ)ごとにコストを集計し、コストドライバーに基づいて製品に配賦する原価計算手法。…」であるのに対し、原価計算は「製品・サービスの原価を計算すること。実際原価計算、標準原価計算、直接原価計算などがある。…」という違いがあります。
「ABC(活動基準原価計算)」のよくある質問
Q. ABC(活動基準原価計算)とは何ですか?わかりやすく教えてください
活動(アクティビティ)ごとにコストを集計し、コストドライバーに基づいて製品に配賦する原価計算手法。 わかりやすく言うと、病院の治療費を「診察」「検査」「投薬」「手術」など活動ごとに細かく計算するようなもの。従来は「入院1日○○円」と大雑把だったのを、実際に使った活動量に応じて正確にコストを把握する手法です。
Q. ABC(活動基準原価計算)は診断士試験のどの科目で出題されますか?
ABC(活動基準原価計算)は「財務・会計」の科目で出題されます。管理会計の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. ABC(活動基準原価計算)の具体例を教えてください
銀行がATM取引、窓口取引、ネットバンキングなど各サービスのコストをABCで分析したところ、窓口取引のコストがATMの10倍以上と判明。これを根拠にATMやネットバンキングへの誘導策を推進した事例があります。
Q. ABC(活動基準原価計算)を効率よく覚えるコツは?
ABC(活動基準原価計算)を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。
Q. 次の説明に当てはまる用語は?
「活動(アクティビティ)ごとにコストを集計し、コストドライバーに基づいて製品に配賦する原価計算手法」