予算制約線とは?
教科書的な定義
消費者の所得と財の価格から決まる、購入可能な2財の組み合わせの限界を示す直線。無差別曲線との接点で効用が最大化される。
予算制約線を、ひと目で。
予算制約線は、所得をすべて2財に使う組み合わせです。両財の価格が一定で所得だけ増えると、切片が増え、傾きは変わりません。
所得だけの変化なら平行移動、価格比が変わると傾きも変わる。 ※数値は仮例。
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元の制約
200x+100y=1200なので、y=12−2x。X財だけなら6個、Y財だけなら12個を購入できます。
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所得増加後
200x+100y=1800なので、y=18−2x。切片はX9個・Y18個へ増え、傾き−2は同じです。
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購入可能な範囲
非負の数量で線上と原点側が購入可能です。最大効用の点を選ぶには、予算線だけでなく好みを表す無差別曲線が必要です。
なめらかな凸の選好で両財を買う内点解なら接点で最適になります。端点が最適な場合など、常に接点が存在するとは限りません。
ざっくり言うと
お小遣いが1万円で、ラーメン1杯1,000円、映画1回2,000円のとき、全額ラーメンなら10杯、全額映画なら5回。この「お小遣いの範囲内で買える組み合わせの限界線」が予算制約線。壁の向こう側には手が届きません。
もう少し詳しく
予算制約線の式は P₁X₁ + P₂X₂ = M(M:所得)。傾きは −P₁/P₂(2財の価格比)で、相対価格を表します。所得が増えると平行に外側シフト、一方の財の価格が変わると傾きが変化します。無差別曲線との接点が消費者の最適消費点です。
具体例
月収30万円のサラリーマンが、家賃と食費の配分を考えるとき、家賃10万なら食費に20万、家賃15万なら食費に15万。このトレードオフの線が予算制約線。昇給すれば線が外側にシフトし、選択肢が広がります。
試験対策ポイント
予算制約線の傾き=価格比を理解すること。所得変化(平行シフト)と価格変化(回転)の違いを図で描けるようにしておくと強い。
よく比較される用語
予算制約線は「消費者の所得と財の価格から決まる、購入可能な2財の組み合わせの限界を示す直線。無差別曲線との接点で効…」であるのに対し、無差別曲線は「消費者に同じ効用(満足度)を与える2財の組み合わせを結んだ曲線。原点に対して凸の形状をとり、互いに交…」という違いがあります。
「予算制約線」のよくある質問
Q. 予算制約線とは何ですか?わかりやすく教えてください
消費者の所得と財の価格から決まる、購入可能な2財の組み合わせの限界を示す直線。無差別曲線との接点で効用が最大化される。 わかりやすく言うと、お小遣いが1万円で、ラーメン1杯1,000円、映画1回2,000円のとき、全額ラーメンなら10杯、全額映画なら5回。この「お小遣いの範囲内で買える組み合わせの限界線」が予算制約線。壁の向こう側には手が届きません。
Q. 予算制約線は診断士試験のどの科目で出題されますか?
予算制約線は「経済学」の科目で出題されます。ミクロ経済学の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. 予算制約線の具体例を教えてください
月収30万円のサラリーマンが、家賃と食費の配分を考えるとき、家賃10万なら食費に20万、家賃15万なら食費に15万。このトレードオフの線が予算制約線。昇給すれば線が外側にシフトし、選択肢が広がります。
Q. 予算制約線を効率よく覚えるコツは?
予算制約線を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。