ファイナンス理論財務・会計

NPV(正味現在価値)とは?

教科書的な定義

将来キャッシュ・フローの現在価値から初期投資を差し引いた値。プラスなら投資採用。

ざっくり言うと

投資の「採算がとれるかどうか」を判断する最強の指標。「この投資から得られる将来の収入の現在価値の合計」から「投資額」を引いた値。プラスなら「投資した以上のリターンが得られる」のでGO、マイナスなら「損するからやめておけ」です。

もう少し詳しく

NPV=Σ{CFt÷(1+r)^t}−I0(CFt:t年目のCF、r:割引率、I0:初期投資額)。NPV法は貨幣の時間価値を考慮し、投資案件のすべてのCFを評価するため、理論的に最も優れた投資判断基準。複数の投資案件を比較する場合もNPVの大きさで判断します。NPV法、IRR法、回収期間法の比較は重要テーマです。

具体例

設備投資1,000万円、今後5年間で毎年300万円のCFが見込める。WACC8%で割り引くと、300万×年金現価係数(8%、5年)=300万×3.993=1,198万円。NPV=1,198万−1,000万=198万円。プラスなので投資すべきという判断になります。

試験対策ポイント

NPVの計算問題は最頻出。年金現価係数表や複利現価係数表を使った計算を確実にできるようにすること。NPV法がIRR法や回収期間法より理論的に優れている理由も説明できるように。

よく比較される用語

キャッシュ・フローとの違い

NPV(正味現在価値)は「将来キャッシュ・フローの現在価値から初期投資を差し引いた値。プラスなら投資採用。…」であるのに対し、キャッシュ・フローは「現金の流入と流出。投資判断では会計利益ではなくキャッシュ・フローを重視。…」という違いがあります。

NPV(正味現在価値)」のよくある質問

Q. NPV(正味現在価値)とは何ですか?わかりやすく教えてください

将来キャッシュ・フローの現在価値から初期投資を差し引いた値。プラスなら投資採用。 わかりやすく言うと、投資の「採算がとれるかどうか」を判断する最強の指標。「この投資から得られる将来の収入の現在価値の合計」から「投資額」を引いた値。プラスなら「投資した以上のリターンが得られる」のでGO、マイナスなら「損するからやめておけ」です。

Q. NPV(正味現在価値)は診断士試験のどの科目で出題されますか?

NPV(正味現在価値)は「財務・会計」の科目で出題されます。ファイナンス理論の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。

Q. NPV(正味現在価値)の具体例を教えてください

設備投資1,000万円、今後5年間で毎年300万円のCFが見込める。WACC8%で割り引くと、300万×年金現価係数(8%、5年)=300万×3.993=1,198万円。NPV=1,198万−1,000万=198万円。プラスなので投資すべきという判断になります。

Q. NPV(正味現在価値)を効率よく覚えるコツは?

NPV(正味現在価値)を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。

診断士AIクイズ
この用語を4択で確認しよう

Q. 次の説明に当てはまる用語は?

将来キャッシュ・フローの現在価値から初期投資を差し引いた値

NPV(正味現在価値)」の基本情報

用語名NPV(正味現在価値)
分野ファイナンス理論
出題科目財務・会計
重要度★★★★★頻出
関連用語数8

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