財務諸表・簿記財務・会計

のれんとは?

教科書的な定義

企業買収時に支払った対価が、被取得企業の純資産を上回る部分。超過収益力を表す。

ざっくり言うと

人気ラーメン屋を買収するとき、お店の設備や材料の価値(純資産)は500万円だけど、行列のできる味とブランド力があるから1,000万円で買う。この差額500万円が「のれん」。目に見えない価値への対価です。

もう少し詳しく

のれん=買収対価−被取得企業の識別可能な純資産の時価。日本基準では20年以内に均等償却しますが、IFRSでは償却せず毎期減損テストを行います。のれんが大きいM&Aは、期待通りの収益が上がらないと巨額の減損損失リスクがあります。負ののれん(買収対価<純資産)は一括利益計上します。

具体例

ソフトバンクがARM社を約3.3兆円で買収した際、ARM社の純資産を大幅に上回る金額を支払いました。差額がのれんとして計上されます。日本郵政がオーストラリアのトール社を買収した後、のれんの減損で約4,000億円の損失を計上した事例もあります。

試験対策ポイント

日本基準とIFRSでの処理の違い(償却するか否か)は頻出。減損のリスクと負ののれんの処理も押さえること。

よく比較される用語

純資産との違い

のれんは「企業買収時に支払った対価が、被取得企業の純資産を上回る部分。超過収益力を表す。…」であるのに対し、純資産は「資産から負債を差し引いた残額。株主資本とその他の包括利益累計額等で構成。…」という違いがあります。

無形固定資産との違い

のれんは「企業買収時に支払った対価が、被取得企業の純資産を上回る部分。超過収益力を表す。…」であるのに対し、無形固定資産は「物理的実体のない固定資産。特許権、商標権、ソフトウェア、のれんなど。…」という違いがあります。

のれん」のよくある質問

Q. のれんとは何ですか?わかりやすく教えてください

企業買収時に支払った対価が、被取得企業の純資産を上回る部分。超過収益力を表す。 わかりやすく言うと、人気ラーメン屋を買収するとき、お店の設備や材料の価値(純資産)は500万円だけど、行列のできる味とブランド力があるから1,000万円で買う。この差額500万円が「のれん」。目に見えない価値への対価です。

Q. のれんは診断士試験のどの科目で出題されますか?

のれんは「財務・会計」の科目で出題されます。財務諸表・簿記の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。

Q. のれんの具体例を教えてください

ソフトバンクがARM社を約3.3兆円で買収した際、ARM社の純資産を大幅に上回る金額を支払いました。差額がのれんとして計上されます。日本郵政がオーストラリアのトール社を買収した後、のれんの減損で約4,000億円の損失を計上した事例もあります。

Q. のれんを効率よく覚えるコツは?

のれんを覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。

診断士AIクイズ
この用語を4択で確認しよう

Q. 次の説明に当てはまる用語は?

企業買収時に支払った対価が、被取得企業の純資産を上回る部分

のれん」の基本情報

用語名のれん
分野財務諸表・簿記
出題科目財務・会計
重要度★★★★★頻出
関連用語数8

財務諸表・簿記の関連用語

他の科目の重要用語

関連する学習コラム

🎯

この知識、試験で使えるレベル?

7科目21問の無料診断テストで、今のあなたの実力をチェック。登録不要・約3分。