ファイナンス理論財務・会計

IRR(内部収益率)とは?

教科書的な定義

投資のNPVがゼロになる割引率。資本コストと比較して投資判断に使用。

ざっくり言うと

「この投資は年利何%で回っているか」を逆算する方法。銀行定期預金なら利率が決まっているけど、設備投資は将来のキャッシュ・フローが不確実。IRRは「NPVがゼロになる利率」を求めることで、投資の実質的な利回りを算出します。

もう少し詳しく

IRRはNPV=0となる割引率。計算は試行錯誤(補間法)やExcelのIRR関数で行います。判断基準:IRR>資本コスト→投資採用、IRR<資本コスト→投資棄却。IRRの弱点:①複数解が存在する場合がある(非通常型CFの場合)②再投資利率をIRRと仮定する③規模の異なる投資案の比較に不適。NPVと結論が異なる場合はNPVを優先します。

具体例

1,000万円投資して、3年間で毎年400万円のキャッシュ・フローが得られる案件のIRRは約10%。会社の資本コスト(WACC)が8%なら、IRR>WACCなので投資採用の判断になります。

試験対策ポイント

補間法によるIRRの概算計算は出題可能性あり。NPVとIRRの結論が異なるケース(相互排他的な投資案件)での判断方法が重要。

よく比較される用語

資本コストとの違い

IRR(内部収益率)は「投資のNPVがゼロになる割引率。資本コストと比較して投資判断に使用。…」であるのに対し、資本コストは「資金調達に伴うコスト。株主資本コストと負債コストの加重平均(WACC)。…」という違いがあります。

IRR(内部収益率)」のよくある質問

Q. IRR(内部収益率)とは何ですか?わかりやすく教えてください

投資のNPVがゼロになる割引率。資本コストと比較して投資判断に使用。 わかりやすく言うと、「この投資は年利何%で回っているか」を逆算する方法。銀行定期預金なら利率が決まっているけど、設備投資は将来のキャッシュ・フローが不確実。IRRは「NPVがゼロになる利率」を求めることで、投資の実質的な利回りを算出します。

Q. IRR(内部収益率)は診断士試験のどの科目で出題されますか?

IRR(内部収益率)は「財務・会計」の科目で出題されます。ファイナンス理論の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。

Q. IRR(内部収益率)の具体例を教えてください

1,000万円投資して、3年間で毎年400万円のキャッシュ・フローが得られる案件のIRRは約10%。会社の資本コスト(WACC)が8%なら、IRR>WACCなので投資採用の判断になります。

Q. IRR(内部収益率)を効率よく覚えるコツは?

IRR(内部収益率)を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。

診断士AIクイズ
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Q. 次の説明に当てはまる用語は?

投資のNPVがゼロになる割引率

IRR(内部収益率)」の基本情報

用語名IRR(内部収益率)
分野ファイナンス理論
出題科目財務・会計
重要度★★★★★頻出
関連用語数8

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