JIT(ジャスト・イン・タイム)とは?
教科書的な定義
必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産・供給する考え方。トヨタ生産方式の柱。
JIT(ジャスト・イン・タイム)を、ひと目で。
JITは、必要な品目・時期・数量を工程間でそろえる考え方です。後工程の必要量を前工程へ伝え、停滞の少ない流れをつくります。
品目・時期・数量を合わせ、工程の流れを整える。
- 01
必要を明らかにする
何が、いつ、どれだけ必要かを把握します。図では完成品への需要から、組立が必要とする部品へ展開しています。
- 02
工程をつなぐ
後工程の引取り情報を前工程へ伝え、必要量を補充します。かんばんは、この情報伝達を助ける代表的な道具です。
- 03
安定した流れを支える
品質、工程間の連携、段取りや生産の平準化が関わります。単に在庫の上限を下げるだけでは、必要な時に供給できません。
JITは在庫ゼロを無条件に指示するものではありません。図は基本的な関係であり、災害や供給変動への備えは別途検討します。
ざっくり言うと
冷蔵庫に食材を溜め込まず、今日食べる分だけ買ってくる生活スタイル。コンビニのように「売れた分だけすぐ補充」する考え方。在庫を持たないことで、場所代も、鮮度低下のロスも減る。ただし、補充の仕組みが完璧でないと「品切れ」になる。
もう少し詳しく
JITはトヨタ生産方式の2本柱の1つ(もう1つは自働化)。「必要なものを、必要な時に、必要な量だけ」が基本理念。かんばん方式、平準化生産、小ロット生産、段取り時間短縮、多能工化などが前提条件。在庫はムダ(7つのムダの1つ)と考え、極力削減する。ただし、サプライチェーンが脆弱だと災害時などに弱い面もある。
具体例
トヨタの工場では、組立ラインで使った部品だけを前工程から引き取る。部品棚に空きができたら、その分だけ補充される。コンビニの棚も同じ原理で、POSデータから売れた分だけ翌日発注。
試験対策ポイント
トヨタ生産方式の2本柱(JITと自働化)は必須。JITの前提条件(平準化生産、かんばん方式など)を整理しておく。見込生産との対比でも出題される。
「JIT(ジャスト・イン・タイム)」のよくある質問
Q. JIT(ジャスト・イン・タイム)とは何ですか?わかりやすく教えてください
必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産・供給する考え方。トヨタ生産方式の柱。 わかりやすく言うと、冷蔵庫に食材を溜め込まず、今日食べる分だけ買ってくる生活スタイル。コンビニのように「売れた分だけすぐ補充」する考え方。在庫を持たないことで、場所代も、鮮度低下のロスも減る。ただし、補充の仕組みが完璧でないと「品切れ」になる。
Q. JIT(ジャスト・イン・タイム)は診断士試験のどの科目で出題されますか?
JIT(ジャスト・イン・タイム)は「運営管理」の科目で出題されます。生産管理の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. JIT(ジャスト・イン・タイム)の具体例を教えてください
トヨタの工場では、組立ラインで使った部品だけを前工程から引き取る。部品棚に空きができたら、その分だけ補充される。コンビニの棚も同じ原理で、POSデータから売れた分だけ翌日発注。
Q. JIT(ジャスト・イン・タイム)を効率よく覚えるコツは?
JIT(ジャスト・イン・タイム)を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。