試験情報 読了 10分2026-03-05
中小企業診断士 7科目の特徴と攻略法|科目別の勉強のコツを完全解説
中小企業診断士1次試験の7科目それぞれの特徴、難易度、出題傾向、効果的な勉強法を科目別に完全解説。どの科目から始めるべきかもわかります。
中小企業診断士 1次試験の7科目とは
中小企業診断士の1次試験は以下の7科目で構成されています。各科目100点満点、合計700点中420点以上(かつ各科目40点以上)が合格ラインです。
1. 経済学・経済政策
特徴
- ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎が出題
- グラフの読み取り問題が多い
- 理解すれば安定して得点できる「理解型」科目
攻略のコツ
- 需要・供給曲線、IS-LM分析などの基本グラフを徹底理解
- 公式は「丸暗記」ではなく「なぜそうなるか」を理解する
- 過去問の類似パターンが多いので、パターン認識が有効
2. 財務・会計
特徴
- 簿記2級程度の会計知識+ファイナンス理論
- 2次試験(事例Ⅳ)に直結する最重要科目の一つ
- 計算問題が多く、毎日のトレーニングが必要
攻略のコツ
- 仕訳・決算整理は簿記の基礎テキストで固める
- CVP分析、NPV計算は公式を確実に使いこなす
- 毎日最低1問は計算問題に触れる習慣をつける
3. 企業経営理論
特徴
- 経営戦略論・組織論・マーケティング論の3分野
- 2次試験(事例Ⅰ・Ⅱ)に直結
- 用語の正確な理解が求められる
攻略のコツ
- ポーターの競争戦略、バーニーのRBVなどフレームワークを体系的に整理
- 組織論はモチベーション理論(マズロー、ハーズバーグ等)を横断的に比較
- マーケティングの4P・STPは事例問題を想定して学ぶ
4. 運営管理
特徴
- 生産管理と店舗・販売管理の2分野
- 2次試験(事例Ⅲ)に関連
- 製造業の経験がないと取っつきにくい
攻略のコツ
- JIT、かんばん方式、レイアウト分析などの用語を正確に暗記
- IE手法(動作研究・時間研究)の計算問題は公式を覚える
- 店舗管理はイメージしやすいので得点源にできる
5. 経営法務
特徴
- 会社法・知的財産権・民法が中心
- 完全な暗記科目
- 法改正に注意が必要
攻略のコツ
- 株式会社の機関設計(取締役会・監査役等)を表で整理
- 知的財産権の4つ(特許・実用新案・意匠・商標)の違いを一覧表に
- 民法の契約関連は事例ベースで覚える
6. 経営情報システム
特徴
- IT基礎知識(ネットワーク・データベース・セキュリティ等)
- プログラミングの基礎知識も出題
- IT経験者には得点源、未経験者にはハードル高め
攻略のコツ
- OSI参照モデル、TCP/IP、SQLなど基本用語を確実に
- 情報セキュリティ分野は毎年出題されるので重点的に
- 略語(RAID、VPN、SaaSなど)はフラッシュカードで暗記
7. 中小企業経営・政策
特徴
- 中小企業白書の統計データ+中小企業施策
- 白書の内容は毎年更新されるため、古い教材は使えない
- 暗記量が多いが、パターンがある
攻略のコツ
- 白書は「数値のトレンド」を掴む(細かい数字は出にくい)
- 中小企業基本法の理念・定義は必ず出題される
- 施策系(補助金・融資制度)は横断的に整理
科目の学習順序のおすすめ
| 時期 | 科目 | 理由 |
|---|---|---|
| 最初 | 企業経営理論 | 2次にも直結、理解に時間が必要 |
| 最初 | 財務・会計 | 毎日の積み重ねが必要 |
| 中盤 | 運営管理 | 2次の事例Ⅲに関連 |
| 中盤 | 経済学 | 理解すれば安定得点 |
| 中盤 | 経営情報 | IT知識で差がつく |
| 直前 | 経営法務 | 暗記中心なので直前が効率的 |
| 直前 | 中小企業経営 | 白書は最新版で |
まとめ
7科目それぞれに最適な勉強法があります。自分の得意・不得意に合わせて戦略を立て、効率よく合格を目指しましょう。
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