限界効用逓減の法則とは?
教科書的な定義
財の消費量を1単位増やすごとに得られる追加的な満足(限界効用)は次第に小さくなるという法則。ゴッセンの第一法則とも呼ばれる。
限界効用逓減の法則を、ひと目で。
同じものを続けて消費すると、追加1個から得る満足は小さくなる傾向があります。それでも追加の満足がプラスなら、合計の満足は増えます。
限界は「追加分」、総は「合計」。
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追加1個を見る
1個目から4個目の限界効用を10、7、4、1とします。追加1個から得られる満足が順に小さくなっています。
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合計を見る
総効用は10、17、21、22。限界効用を足した合計なので、増え方は緩やかになっても、まだ増加しています。
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符号を確かめる
限界効用がプラスなら総効用は増え、0なら変わらず、マイナスなら減ります。逓減とマイナスは同じ意味ではありません。
満足度は概念を説明するための仮値です。他人同士の幸福の大きさを測ったり、消費すれば必ず同じ割合で満足が減ると示したりするものではありません。
ざっくり言うと
ビール1杯目は「最高!」、2杯目も「うまい!」、3杯目は「まあまあ」、5杯目は「もういいかな…」。追加1杯から得られる幸福感がだんだん下がっていく。これが限界効用逓減の法則です。何事も最初が一番感動するってことですね。
もう少し詳しく
限界効用とは「財を1単位追加消費したときの効用の増加分」。逓減の法則はゴッセンの第1法則とも呼ばれます。この法則があるからこそ需要曲線は右下がりになります。ただしギッフェン財やヴェブレン財など例外も存在します。
具体例
スマホゲームの課金も同じ。最初の10連ガチャは超ワクワクするけど、100回目の10連になると感動が薄れる。ビュッフェで最初の一皿は天国だけど、5皿目は苦行になるのも限界効用逓減です。
試験対策ポイント
限界効用逓減→需要曲線の右下がりの論理的つながりを理解しておくこと。効用最大化条件(加重限界効用均等の法則)の計算問題と合わせて出題されやすい。
「限界効用逓減の法則」のよくある質問
Q. 限界効用逓減の法則とは何ですか?わかりやすく教えてください
財の消費量を1単位増やすごとに得られる追加的な満足(限界効用)は次第に小さくなるという法則。ゴッセンの第一法則とも呼ばれる。 わかりやすく言うと、ビール1杯目は「最高!」、2杯目も「うまい!」、3杯目は「まあまあ」、5杯目は「もういいかな…」。追加1杯から得られる幸福感がだんだん下がっていく。これが限界効用逓減の法則です。何事も最初が一番感動するってことですね。
Q. 限界効用逓減の法則は診断士試験のどの科目で出題されますか?
限界効用逓減の法則は「経済学」の科目で出題されます。ミクロ経済学の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. 限界効用逓減の法則の具体例を教えてください
スマホゲームの課金も同じ。最初の10連ガチャは超ワクワクするけど、100回目の10連になると感動が薄れる。ビュッフェで最初の一皿は天国だけど、5皿目は苦行になるのも限界効用逓減です。
Q. 限界効用逓減の法則を効率よく覚えるコツは?
限界効用逓減の法則を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。