組織論企業経営理論

職務拡大(Job Enlargement)とは?

教科書的な定義

職務の範囲を水平的に広げること。単調さを軽減し、多様な経験を提供。

図でつかむ企業経営理論

職務拡大(Job Enlargement)を、ひと目で。

職務拡大は、同じ程度の責任・権限のまま担当する仕事の種類を増やすことです。計画や判断を任せる職務充実とは、広げる方向が異なります。

職務変更の前後を比較。変更前は検品だけ、職務拡大後は検品と梱包を担当。作業手順の決定はどちらも上司が行う。
作業の種類を追加する仮例。決定権の深さを変えず、職務の幅を広げています。
ここを覚える

横に種類を増やすのが職務拡大。

  1. 01

    増えた作業を見る

    検品をする担当者に梱包も任せます。扱う作業の種類が増えるので、職務の幅が広がります。

  2. 02

    決定権をそろえる

    前後とも手順は上司が決める前提です。計画や統制を任せたことによる変化とは区別できます。

  3. 03

    効果は条件付き

    作業の変化が単調さを減らす場合があります。一方、負担が増えただけと感じる場合もあり、種類の追加だけで意欲は保証されません。

検品・梱包は学習用の仮例。同じ検品の個数だけを増やすことと、担当する仕事の種類を増やすことを混同しないようにします。

ざっくり言うと

ハンバーガー屋で、レジだけやっていた人が「ポテトも揚げて、ドリンクも作って」と仕事の種類を増やすこと。仕事のレベルは同じだけど、種類が増えて単調さが減る。「水平方向に仕事を広げる」イメージです。

もう少し詳しく

職務拡大は「水平的な拡大」。仕事の種類は増えるが、責任や自律性のレベルは変わらない。これに対して職務充実(Job Enrichment)は「垂直的な拡大」で、計画・統制・責任を付加する。ハーズバーグは「職務拡大は負荷を増やすだけで動機づけにならない」と批判し、職務充実を推奨した。

具体例

工場のライン作業者がネジ締めだけだったのを、ネジ締め+検査+梱包もやるようにする。仕事の責任や権限は変わらないが、仕事の幅が広がり飽きにくくなる。

試験対策ポイント

職務拡大(水平的)と職務充実(垂直的)の違いは超頻出。ハーズバーグの批判も押さえる。

職務拡大(Job Enlargement)」のよくある質問

Q. 職務拡大(Job Enlargement)とは何ですか?わかりやすく教えてください

職務の範囲を水平的に広げること。単調さを軽減し、多様な経験を提供。 わかりやすく言うと、ハンバーガー屋で、レジだけやっていた人が「ポテトも揚げて、ドリンクも作って」と仕事の種類を増やすこと。仕事のレベルは同じだけど、種類が増えて単調さが減る。「水平方向に仕事を広げる」イメージです。

Q. 職務拡大(Job Enlargement)は診断士試験のどの科目で出題されますか?

職務拡大(Job Enlargement)は「企業経営理論」の科目で出題されます。組織論の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。

Q. 職務拡大(Job Enlargement)の具体例を教えてください

工場のライン作業者がネジ締めだけだったのを、ネジ締め+検査+梱包もやるようにする。仕事の責任や権限は変わらないが、仕事の幅が広がり飽きにくくなる。

Q. 職務拡大(Job Enlargement)を効率よく覚えるコツは?

職務拡大(Job Enlargement)を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。

診断士AIクイズ
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Q. 次の説明に当てはまる用語は?

職務の範囲を水平的に広げること

読んだ次は、解いて確認

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職務拡大(Job Enlargement)」の基本情報

用語名職務拡大(Job Enlargement)
分野組織論
出題科目企業経営理論
重要度★★★★★頻出
関連用語数8

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