総合設備効率(OEE)とは?
教科書的な定義
時間稼働率×性能稼働率×良品率。設備の総合的な効率を示す指標。
総合設備効率(OEE)を、ひと目で。
OEEは時間稼働率・性能稼働率・良品率を掛け合わせる指標です。止まった時間、速度のロス、不良のロスを重ねて評価します。
3つの割合を足さず、掛ける。(数値は同一日の仮例)
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時間のロス
時間稼働率は450÷500=90%。分母は設備を動かす予定の負荷時間で、1日24時間をそのまま用いているわけではありません。
- 02
速度と品質のロス
性能稼働率は1分/個×360個÷450分=80%。良品率は342÷360=95%。生産した総数と良品数を分けます。
- 03
全体を検算
0.90×0.80×0.95=0.684、つまり68.4%。基準サイクル×良品数÷負荷時間=1×342÷500でも同じ値になります。
基準サイクル、負荷時間、良品の定義をそろえて比較します。68.4%は学習用の値であり、業種共通の合格水準を示すものではありません。
ざっくり言うと
車の燃費を3つの視点で評価するようなもの。(1)エンジンがかかっている時間の割合(時間稼働率)、(2)制限速度で走れている割合(性能稼働率)、(3)目的地に無事に着ける割合(良品率)。3つを掛け合わせた総合評価がOEE。
もう少し詳しく
OEE = 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率。時間稼働率は故障停止・段取り調整のロスを反映。性能稼働率はチョコ停・速度低下のロスを反映。良品率は不良・手直しのロスを反映。これら「設備の6大ロス」の削減がTPM活動の目標。OEEは設備単体の効率だが、工場全体ではPEE(設備総合生産性)を使うこともある。
具体例
射出成形機のOEE:時間稼働率90%(故障・段取りで10%ロス)×性能稼働率95%(チョコ停・速度低下で5%ロス)×良品率98%(不良品2%)=OEE 83.8%。世界クラスの製造業ではOEE 85%以上が目標とされる。
試験対策ポイント
OEEの計算問題は頻出。3つの要素(時間稼働率・性能稼働率・良品率)の計算式と、それぞれが反映するロスの種類を理解する。
よく比較される用語
総合設備効率(OEE)は「時間稼働率×性能稼働率×良品率。設備の総合的な効率を示す指標。…」であるのに対し、稼働率は「設備が実際に稼働している時間の割合。計画稼働時間に対する実績稼働時間の比率。…」という違いがあります。
「総合設備効率(OEE)」のよくある質問
Q. 総合設備効率(OEE)とは何ですか?わかりやすく教えてください
時間稼働率×性能稼働率×良品率。設備の総合的な効率を示す指標。 わかりやすく言うと、車の燃費を3つの視点で評価するようなもの。(1)エンジンがかかっている時間の割合(時間稼働率)、(2)制限速度で走れている割合(性能稼働率)、(3)目的地に無事に着ける割合(良品率)。3つを掛け合わせた総合評価がOEE。
Q. 総合設備効率(OEE)は診断士試験のどの科目で出題されますか?
総合設備効率(OEE)は「運営管理」の科目で出題されます。生産管理の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. 総合設備効率(OEE)の具体例を教えてください
射出成形機のOEE:時間稼働率90%(故障・段取りで10%ロス)×性能稼働率95%(チョコ停・速度低下で5%ロス)×良品率98%(不良品2%)=OEE 83.8%。世界クラスの製造業ではOEE 85%以上が目標とされる。
Q. 総合設備効率(OEE)を効率よく覚えるコツは?
総合設備効率(OEE)を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。