ミクロ経済学経済学

囚人のジレンマとは?

教科書的な定義

個々のプレイヤーが自己利益を追求した結果、全体として最適ではない結果に陥るゲーム理論の代表的モデル。ナッシュ均衡がパレート最適にならない例。

ざっくり言うと

2人の泥棒が別々の取調室にいる。黙秘し合えば2人とも軽い刑で済む。でも「相手が裏切るかも…」と疑心暗鬼になり、結局2人とも自白してしまう。「協力が最善なのに、自分の得を考えると裏切ってしまう」というジレンマです。

もう少し詳しく

囚人のジレンマでは、各プレイヤーに支配戦略(裏切り)があり、それぞれが合理的に行動した結果がパレート最適にならない。繰り返しゲームでは協力が維持されやすい(トリガー戦略、しっぺ返し戦略)。フォーク定理は十分に辛抱強いプレイヤー間で協力均衡が実現可能であることを示します。

具体例

OPEC加盟国の原油減産合意がまさにこれ。みんなで減産すれば価格が上がって全員得する。でも「自分だけこっそり増産したら…」と考える国が出て、合意が破綻しがち。国際的な温室効果ガス削減交渉も同じ構造です。

試験対策ポイント

利得行列の読み取りと支配戦略の特定は基本中の基本。「パレート最適な結果とナッシュ均衡が一致しない」ことを説明できるようにしておくこと。

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Q. 次の説明に当てはまる用語は?

個々のプレイヤーが自己利益を追求した結果、全体として最適ではない結果に陥るゲーム理論の代表的モデル

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