ミクロ経済学経済学

余剰分析(消費者余剰・生産者余剰)とは?

教科書的な定義

消費者余剰は支払意思額と実際の価格の差、生産者余剰は価格と限界費用の差の合計。両者の合計が総余剰であり、市場の効率性を評価する指標となる。

ざっくり言うと

フリマで1,000円の服を500円で買えたら「500円得した!」と思う。売り手は300円で売るつもりだったのに500円で売れたら「200円得した!」と思う。この「得した感」の合計が余剰。市場全体の「ハッピー度」を測るモノサシです。

もう少し詳しく

消費者余剰=支払意思額−実際の支払額の合計(需要曲線と価格線の間の面積)。生産者余剰=実際の受取額−最低売却意思額の合計(価格線と供給曲線の間の面積)。社会的総余剰=消費者余剰+生産者余剰。課税・補助金・価格規制の効果分析に不可欠な道具です。

具体例

消費税の導入を余剰分析で考えると、消費者余剰と生産者余剰が減り、一部は政府の税収になるが、取引量減少による死荷重が発生する。2019年の消費税10%引上げの経済効果分析にも余剰分析が使われました。

試験対策ポイント

グラフ上で消費者余剰・生産者余剰・死荷重の面積を正確に特定できることが必須。従量税・従価税の余剰分析は計算問題の定番。

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Q. 次の説明に当てはまる用語は?

消費者余剰は支払意思額と実際の価格の差、生産者余剰は価格と限界費用の差の合計

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