マーケティング論企業経営理論

アップセリングとは?

教科書的な定義

顧客が検討している商品より上位・高額な商品を提案する販売手法。客単価向上を目指す。

図でつかむ企業経営理論

アップセリングを、ひと目で。

アップセリングは、検討中の商品より上位の商品を提案することです。関連商品を追加するクロスセリングと、買うものの変わり方で区別します。

パソコン購入の仮例を3列で比較。当初は標準PC8万円、アップセルは上位PC10万円への変更、クロスセルは標準PC8万円にバッグ1万円を追加して9万円。
価格と商品は学習用の仮例。上位商品への変更と、関連商品の追加を分けています。
ここを覚える

上位へ変更するのがアップセル、横に追加するのがクロスセル。(金額は仮例)

  1. 01

    当初の商品を置く

    顧客は標準PCを8万円で買う予定とします。比較の出発点を決めると、提案による変化が見えます。

  2. 02

    上位へ変更する

    性能の高いPCを10万円で提案し、標準PCに代えて購入する例です。差額2万円だけでなく必要な性能を確かめます。

  3. 03

    追加と比べる

    標準PCを残しバッグを追加するのはクロスセルです。客単価が増えるという結果が同じでも、提案の構造は異なります。

仮例の価格は実在商品の価格ではありません。高額品を一律に勧めるのではなく、必要性や予算に合った提案であることが前提です。

ざっくり言うと

マクドナルドで「ポテトはいかがですか?」ではなく「ポテトをLサイズにしませんか?」と言われること。今見ている商品より上位のものを勧めるのがアップセリング。「ポテトもいかがですか?」は別の商品を追加するクロスセリング。

もう少し詳しく

アップセリング=上位商品への誘導、クロスセリング=関連商品の追加提案。どちらも客単価を上げる手法。既存顧客への追加提案は新規顧客獲得より5倍効率的とされる(1:5の法則)。ただし、押し売りにならないよう顧客のニーズに合った提案が重要。

具体例

パソコンを買うときに「メモリ16GBのモデルはいかがですか?(+2万円)」と上位モデルを勧められる。スマホの契約で「5GBプランの方がお得ですよ(+500円/月)」と上位プランを提案される。

試験対策ポイント

クロスセリングとの違いが問われる。「上位商品=アップセリング」「関連商品=クロスセリング」で覚える。

アップセリング」のよくある質問

Q. アップセリングとは何ですか?わかりやすく教えてください

顧客が検討している商品より上位・高額な商品を提案する販売手法。客単価向上を目指す。 わかりやすく言うと、マクドナルドで「ポテトはいかがですか?」ではなく「ポテトをLサイズにしませんか?」と言われること。今見ている商品より上位のものを勧めるのがアップセリング。「ポテトもいかがですか?」は別の商品を追加するクロスセリング。

Q. アップセリングは診断士試験のどの科目で出題されますか?

アップセリングは「企業経営理論」の科目で出題されます。マーケティング論の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。

Q. アップセリングの具体例を教えてください

パソコンを買うときに「メモリ16GBのモデルはいかがですか?(+2万円)」と上位モデルを勧められる。スマホの契約で「5GBプランの方がお得ですよ(+500円/月)」と上位プランを提案される。

Q. アップセリングを効率よく覚えるコツは?

アップセリングを覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。

診断士AIクイズ
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Q. 次の説明に当てはまる用語は?

顧客が検討している商品より上位・高額な商品を提案する販売手法

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アップセリング」の基本情報

用語名アップセリング
分野マーケティング論
出題科目企業経営理論
重要度★★★★★頻出
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