発注点とは?
教科書的な定義
在庫がこの水準まで減少したら発注する基準点。リードタイム中の需要量+安全在庫。
発注点を、ひと目で。
発注点は、注文から入荷までに使う見込み量に、安全在庫を加えた水準です。注文の合図と、注文する量を分けて考えます。
到着を待つ間の需要+安全在庫が発注の合図。
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待ち時間の需要
注文しても、その場で届くとは限りません。平均10個/日を3日使うなら、入荷を待つ間に30個必要です。
- 02
余裕を加える
需要や納期のばらつきに備える安全在庫20個を加え、発注点は50個。予測どおりなら入荷直前に20個が残ります。
- 03
量とは区別する
50個は発注の合図となる水準です。1回の発注量は別に決めます。発注残等がある運用では、在庫ポジションを用いて判定します。
10個/日は平均需要、安全在庫20個は仮に設定した値です。この計算だけで欠品が必ず防げるわけではなく、在庫の定義と日・週などの単位をそろえます。
ざっくり言うと
車のガソリンメーターで「この目盛りまで減ったらガソリンスタンドに行こう」と決めている基準。早すぎるとタンクが溢れるし、遅すぎるとガス欠になる。「ガソスタに着くまでに使う量(リードタイム中の消費量)+予備分(安全在庫)」が発注点。
もう少し詳しく
発注点=リードタイム中の予想需要量+安全在庫。安全在庫=安全係数×需要の標準偏差×√リードタイム。定量発注方式で使用する概念。発注点が高すぎると在庫過多、低すぎると品切れリスク。サービス率(品切れを起こさない確率)に基づいて安全係数を設定する。
具体例
部品の1日消費量が10個、リードタイム5日、安全在庫20個の場合、発注点=10×5+20=70個。在庫が70個になったら発注する。需要変動やリードタイム変動が大きいほど安全在庫を多く持つ必要がある。
試験対策ポイント
発注点と安全在庫の計算問題が出る。発注点=日次消費量×リードタイム+安全在庫の式を使えるように。安全係数とサービス率の関係も押さえる。
よく比較される用語
「発注点」のよくある質問
Q. 発注点とは何ですか?わかりやすく教えてください
在庫がこの水準まで減少したら発注する基準点。リードタイム中の需要量+安全在庫。 わかりやすく言うと、車のガソリンメーターで「この目盛りまで減ったらガソリンスタンドに行こう」と決めている基準。早すぎるとタンクが溢れるし、遅すぎるとガス欠になる。「ガソスタに着くまでに使う量(リードタイム中の消費量)+予備分(安全在庫)」が発注点。
Q. 発注点は診断士試験のどの科目で出題されますか?
発注点は「運営管理」の科目で出題されます。生産管理の分野に分類され、関連する概念と合わせて理解することが重要です。
Q. 発注点の具体例を教えてください
部品の1日消費量が10個、リードタイム5日、安全在庫20個の場合、発注点=10×5+20=70個。在庫が70個になったら発注する。需要変動やリードタイム変動が大きいほど安全在庫を多く持つ必要がある。
Q. 発注点を効率よく覚えるコツは?
発注点を覚えるコツは、①まず定義を自分の言葉で言い換えること、②実際のビジネスや日常生活の具体例と結びつけること、③関連する用語とセットで比較しながら覚えることです。診断士AIの4択クイズで繰り返し出題されることで、記憶が定着します。