ミクロ経済学経済学

限界費用とは?

教科書的な定義

生産量を1単位追加したときに増加する総費用。企業の最適生産量の決定において、限界収入と限界費用が等しくなる点で利潤が最大化される。

ざっくり言うと

たこ焼きを1個追加で焼くのにかかるコストが限界費用。最初はタコもたっぷりで1個50円。でも深夜に急いで追加すると残業代やロスが増えて1個80円に。「あと1個作るのにいくらかかる?」の答えです。

もう少し詳しく

限界費用=総費用の変化分÷生産量の変化分(MC=ΔTC/ΔQ)。微分で表すと MC=dTC/dQ。完全競争市場では P=MC が利潤最大化条件であり、供給曲線は限界費用曲線(の平均可変費用以上の部分)と一致します。U字型になるのは限界収穫逓減の法則によります。

具体例

航空会社で考えると、満席に近いフライトの残り1席を販売する限界費用は機内食と燃料の微増分だけで非常に小さい。だからLCCは直前の空席を激安で売っても利益が出る。これが限界費用に基づく価格設定の実例です。

試験対策ポイント

総費用関数から限界費用を微分で求める計算は超頻出。利潤最大化条件 P=MC(完全競争)と MR=MC(不完全競争)の使い分けを正確に。

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生産量を1単位追加したときに増加する総費用

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