ミクロ経済学経済学
不完全競争とは?
教科書的な定義
完全競争の条件が満たされない市場構造の総称。独占、寡占、独占的競争が含まれ、企業が価格支配力を持つことが特徴。
ざっくり言うと
完全競争の夢の市場じゃなくて、現実のゴチャゴチャした市場のこと。ブランドで差別化したり、参入障壁があったり、少数の企業が市場を支配したり。私たちが毎日触れている市場のほとんどが不完全競争です。普通の世界ですね。
もう少し詳しく
不完全競争は独占的競争・寡占・独占を含む広い概念。独占的競争はチェンバリンが提唱し、多数の企業が差別化された財を供給する市場です。短期では超過利潤が発生しうるが、長期では参入により利潤ゼロに。ただし完全競争と異なり P>MC であり余剰損失が生じます。
具体例
スマートフォン市場はAppleとSamsungが世界シェアの半分近くを占める不完全競争。コーヒーチェーン市場では、スタバ・ドトール・コメダが製品差別化で競争。完全に同質な財ではなく、ブランドや立地で差がつきます。
試験対策ポイント
独占的競争の長期均衡グラフ(需要曲線がAC曲線に接する)を描けるようにすること。完全競争との効率性の比較が問われやすい。