62語収録

経営戦略論の用語一覧

中小企業診断士試験「企業経営理論」で出題される経営戦略論分野の重要用語を解説

62語にたとえ話・具体例・試験対策ポイント付き

アウトソーシング(Outsourcing)自社の業務の一部を外部企業に委託すること。コア業務に経営資源を集中し、非コア業務を外部化す
アライアンス(Alliance)企業間の戦略的提携。資本関係を伴わない協力関係から、合弁会社設立まで様々な形態がある。M&
アンゾフの成長マトリクス市場(既存・新規)と製品(既存・新規)の2軸で4つの成長戦略を示すフレームワーク。市場浸透
イノベーション(Innovation)技術革新だけでなく、新しい製品、生産方法、市場、組織などを創造し、経済的価値を生み出すこと
イノベーションのジレンマクリステンセンが提唱。優良企業が既存顧客の声を聞きすぎることで、破壊的イノベーションへの対
オープンイノベーションチェスブロウが提唱。自社だけでなく外部のアイデアや技術を活用し、また自社技術も外部に提供す
外部環境分析企業を取り巻く環境(マクロ環境、業界環境)を分析すること。PEST分析、5フォース分析など
学習する組織ピーター・センゲが提唱。組織のメンバーが継続的に学習し、環境変化に適応していく組織。5つの
規模の経済(Economies of Scale)生産量の増加に伴い、製品1単位あたりの平均コストが低下する現象。固定費の分散、大量購入によ
競争優位(Competitive Advantage)競合他社に対して優位に立てる独自の強み。コスト優位と差別化優位に大別される。
クラスター(Cluster)ポーターが提唱。特定地域に関連企業、専門サプライヤー、大学・研究機関などが集積し、競争力を
経営資源(Management Resources)企業が事業活動に使用する資源。ヒト、モノ、カネ、情報の4つが代表的。近年は知識やブランドも
経営理念企業の存在意義、基本的価値観、使命を示したもの。経営の最上位概念であり、普遍的で変更されに
経験曲線効果(Experience Curve)累積生産量が増加するにつれ、単位あたりコストが一定割合で低下する現象。学習効果、規模の経済
コアコンピタンス(Core Competence)プラハラードとハメルが提唱。顧客価値を生み、競合が模倣困難で、複数市場に展開可能な中核的能
コストリーダーシップ戦略ポーターの基本戦略の一つ。業界全体を対象に、最低コストを実現することで競争優位を築く戦略。
コンティンジェンシー理論唯一最善の組織・経営手法は存在せず、環境や状況に応じて最適な方法が異なるという理論。状況適
差別化戦略ポーターの基本戦略の一つ。業界全体を対象に、競合と異なる独自の価値を提供することで競争優位
参入障壁(Entry Barriers)新規企業が業界に参入する際の障害。規模の経済、製品差別化、必要資本量、スイッチングコスト、
事業ドメイン(Business Domain)企業が事業活動を行う領域。エイベルの3次元(顧客層・顧客機能・技術)で定義される。
事業部制組織製品、地域、顧客などの基準で事業部を編成する組織形態。各事業部が利益責任を持つプロフィット
集中戦略ポーターの基本戦略の一つ。特定のセグメントに経営資源を集中し、コスト集中または差別化集中を
垂直統合(Vertical Integration)サプライチェーンの川上(原材料)または川下(販売)方向に事業を拡大すること。前方統合と後方
スイッチングコスト(Switching Cost)顧客が現在の製品・サービスから他社製品に乗り換える際に発生するコスト。金銭的コストだけでな
ステークホルダー(Stakeholder)企業の活動に利害関係を持つ者。株主、従業員、顧客、取引先、地域社会、政府など。
戦略グループ同一業界内で類似した戦略をとる企業の集団。戦略グループ間には移動障壁が存在。
全社戦略(Corporate Strategy)企業全体としてどの事業領域で戦うかを決定する戦略。事業ポートフォリオ、資源配分、多角化など
先発優位(First Mover Advantage)市場に先駆けて参入することで得られる優位性。ブランド認知、学習効果、スイッチングコストの構
多角化(Diversification)新しい製品・市場に事業を拡大すること。関連多角化と非関連多角化に分類。アンゾフの成長マトリ
撤退障壁(Exit Barriers)企業が事業から撤退する際の障害。専用資産、固定費、戦略的相互関係、感情的障壁など。
デファクトスタンダード(De Facto Standard)市場競争の結果として事実上の標準となった規格。VHS、Windows、USBなど。公的機関
ドメインコンセンサス事業ドメインについて組織内外の関係者間で合意形成すること。環境変化に応じてドメインを再定義
トレードオフ一方を追求すると他方を犠牲にせざるを得ない関係。戦略においては、あえてトレードオフを選択す
内部環境分析企業内部の経営資源や能力を分析すること。VRIO分析、バリューチェーン分析などのフレームワ
ニッチ戦略大企業が参入しにくい小規模な市場セグメントに特化する戦略。専門性を活かして高収益を狙う。
バリューチェーン(Value Chain)ポーターが提唱。企業活動を主活動(購買物流、製造、出荷物流、販売・マーケティング、サービス
範囲の経済(Economies of Scope)複数の製品・事業を同時に行うことで、別々に行うより低コストになる現象。共通資源の活用、シナ
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)BCGが開発。市場成長率と相対的市場シェアの2軸で事業を4象限(花形、金のなる木、問題児、
PEST分析マクロ環境を政治(Political)、経済(Economic)、社会(Social)、技
5フォース分析ポーターが提唱。業界の競争環境を5つの力(新規参入、代替品、買い手、売り手、業界内競争)で
ブルーオーシャン戦略キムとモボルニュが提唱。競争の激しい既存市場(レッドオーシャン)ではなく、競争のない新市場
M&A(Mergers and Acquisitions)合併と買収の総称。企業の成長戦略、事業再編、経営資源獲得などの目的で行われる。
持続的競争優位(Sustainable Competitive Advantage)長期にわたって維持できる競争優位。模倣困難性、代替困難性が重要。
要素技術製品やサービスを構成する個別の技術。複数の要素技術を組み合わせて製品が完成する。
リストラクチャリング事業構造の再構築。不採算事業からの撤退、組織のスリム化、コア事業への集中などを含む。
VRIO分析バーニーが提唱。経営資源を価値(Value)、希少性(Rarity)、模倣困難性(Imit
SWOT分析内部環境の強み(Strengths)・弱み(Weaknesses)と外部環境の機会(Opp
レッドオーシャン戦略競争が激化した既存市場で戦う戦略。市場の境界が明確で、競合とシェアを奪い合う。ブルーオーシ
デジタルトランスフォーメーション(DX)デジタル技術を活用して事業モデル、組織、業務プロセスを根本的に変革すること。単なるIT化で
プラットフォーム戦略複数の利用者グループを結びつける基盤(プラットフォーム)を構築し、ネットワーク効果により価
エコシステム戦略自社を中心に顧客、サプライヤー、補完企業などが相互に価値を提供し合うビジネス生態系を構築す
ダイナミック・ケイパビリティティースが提唱。環境変化に対応して、企業が保有する経営資源を再構成・統合・変革する組織能力
両利きの経営オライリーとタッシュマンが提唱。既存事業の深化(Exploitation)と新規事業の探索
フランチャイズ戦略フランチャイザー(本部)がフランチャイジー(加盟店)にブランド・ノウハウ・経営支援を提供し
水平統合同一業界の同業他社を買収・合併して事業規模を拡大すること。市場シェアの拡大、規模の経済の実
リソース・ベースト・ビュー(RBV)バーニーらが提唱。企業の競争優位の源泉を外部環境ではなく、内部の経営資源や能力に求める戦略
競争優位の持続性競争優位を長期にわたって維持できる度合い。模倣困難性、因果曖昧性、経路依存性などが持続性を
ファーストムーバーアドバンテージ市場に最初に参入した企業が得られる先行者利益。ブランド認知の獲得、学習曲線の先行、スイッチ
セカンドムーバーアドバンテージ後発企業が先発企業の失敗や市場の不確実性を回避しながら参入することで得られる優位性。先発企
戦略的提携複数の企業が経営の独立性を保ちながら、特定の目的のために協力関係を結ぶこと。技術開発、生産
シナジー効果複数の事業や企業が結合することで、個別に活動するよりも大きな効果を生み出す現象。「1+1>
ピボット事業の方向性を大きく転換すること。リーンスタートアップの概念で重要視され、市場の反応を検証

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